冷たいお茶を美味しく作る

冷たいお茶を美味しく作る

夏、水分補給にも冷たいお茶欠かせません。
特に緑茶・麦茶は体温を下げる効果もあるので夏に最適な飲み物です。

ペットボトルのお茶を飲む方も多いと思いますが、ペットボトルの味に飽き飽きのあなたにおススメの美味しい冷茶の作り方・飲み方をご紹介!

暑い夏、ぜひ美味しい冷茶を楽しんでください。

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水出しとお湯出しの味の違い

麦茶、ほうじ茶ではあまり差はありませんが、緑茶の場合、淹れる温度で味が変わります。

緑茶特有の渋み・苦味は緑茶成分のカテキンやタンニン。
これは熱いお湯で淹れると抽出されます。

風邪やインフルエンザ予防など身体に良い成分ではあるのですが、渋みは少ない方が好みという方はぬるめのお湯または水から淹れるのがおススメ。

茶葉からお茶を淹れたことがないと言う方、ぜひ試してみてください。
同じ茶葉から淹れてもこんなに違うのかと驚くはずです。

急須でじっくり緑茶を淹れる

冷水で淹れる

出典:一保堂リーフレット

甘い緑茶を楽しみたいと言う方におススメ。
じっくり抽出した緑茶には旨みがたっぷり味わえます。

【材料】
茶葉:玉露または煎茶 大さじ2
冷水:210ml(水を少なくし、氷を加えてもOK)

急須または宝瓶

【淹れ方】
1. 急須または宝瓶に分量の茶葉を入れ、冷水を注ぎます。

2. 蓋をし、15分。
その間水がぬるくなるので、茶葉に氷をのせそこに分量より少なくした水を入れてもOKです。

3. 冷茶用のガラスのコップなどに注いでいただきます。

抽出時間は二煎目は7分三煎目は3分が目安です。

急須で手早く冷緑茶を作る

急須で淹れる冷茶

出典:一保堂リーフレット

水出しより少し渋味はでますが、香り高い美味しい冷緑茶が作れます。
時間は水出しより断然早く、手軽に楽しみたい時におススメの淹れ方です。

【材料】
茶葉:
玉露・煎茶・ほうじ茶 大さじ2
ほうじ茶の場合 大さじ4

60~70℃くらいのお湯:240ml

急須または宝瓶

【淹れ方】
1. 急須または宝瓶に分量の茶葉を入れ、お湯を注ぎます。

2. 蓋をして1分。

3. 氷を入れたグラスにお茶を注ぎます。

冷水ポットでたっぷりお茶を作る

お茶は淹れたてが美味しいのは水出しもお湯出しも同じですが、都度淹れるのはさすがに面倒くさいという方はまとめて作る方法がおススメ。

【材料】
茶葉:煎茶・玄米茶 10~15g
水: 1リットル

お茶パック:1枚

【作り方】
1. お茶パックに茶葉を入れます。

2. 冷水ポットに水を入れ、その中にお茶を入れたパックを投入します。

3. そのまま冷蔵庫で冷やします。

3時間以上置きます。一晩おくとかなり美味しくなります。
濃さはお好みなので、時間は調整してください。

ちなみに緑茶の場合、水もあらかじめ冷やしたものを使うと、さらにおいしさアップします。

手早く作る冷たいお茶

夏の時期はゴクゴク飲むのでできる限り短時間でまとめて作りたいと言う方はこちらがおススメ。

【材料】
茶葉:
ほうじ茶の場合 大さじ8
番茶の場合   大さじ2
麦茶の場合   大さじ5

熱湯:2リットル

【作り方】
1. やかんに水を入れ、お湯を沸かします。

2. 沸騰したら火をとめ、茶葉を入れます。

3. 15分(麦茶の場合30分)置きます。

4. 茶葉を漉しながら冷水ポットに入れてあら熱をとって冷蔵庫で冷やします。

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水から点てる冷抹茶

冷水で抹茶を点てる

出典:一保堂リーフレット

抹茶も冷たくするとすっきりとした味わいになります。

水で点てると甘さが立ちます。

【材料】
抹茶:小さじ1
冷水:60ml

抹茶茶碗または小鉢などでも代用可
茶筅

【作り方】
1. 抹茶はできれば茶漉しなどで一度ふっておくとダマになりにくくなります。

2. 茶碗に抹茶を入れ、冷水を静かに注いで手早く茶筅で混ぜます。
冷たさが足りない場合は氷を加えてください。

お湯で点てる冷抹茶

お湯で点てる抹茶を冷やす

出典:一保堂リーフレット

お湯で点てて冷やすと濃厚な抹茶の旨みが感じられます。

【材料】
抹茶:小さじ1
80℃お湯:60ml

抹茶茶碗または片口
茶筅

【作り方】
1. 抹茶はできれば茶漉しなどで一度ふっておくとダマになりにくくなります。

2. 茶碗に抹茶を入れ、お湯を静かに注いで手早く茶筅で混ぜます。

3. 氷を入れたグラスに注いでかき混ぜながらいただきます。

すこしふんわりするくらいまで泡立てるように点ててください。

すっきりシュワッとお茶ソーダ割り

お茶のソーダ割り

出典:世界文化社「日本茶レシピ」

すっきりリフレッシュしたいときなどにおススメです。

【材料】
茶葉:
煎茶の場合 6g
ほうじ茶の場合 6g
抹茶の場合 4g

お湯:
煎茶の場合 80℃20ml
ほうじ茶の場合 90℃30ml
抹茶の場合 70℃40ml

炭酸水(無糖) 200ml

【作り方(煎茶・ほうじ茶の場合)】
1. 急須に茶葉を入れ、お湯をゆっくり注ぎます。

2. 蓋をして1分くらい置きます。

3. 急須に炭酸水を数回に分けてそっと注ぎ、全部注いだらまた蓋をして1分置きます。

4. 氷を入れたグラスに茶漉しで漉しながら注ぎます。

【作り方(抹茶の場合)】
1. 抹茶は茶漉しでふるっておきます。

2. 茶碗に抹茶を入れ、お湯を注ぎ茶筅で手早く点てます。

3. そこに炭酸水を注ぎ、ひと混ぜしたら氷を入れたグラスに注ぎます。

抹茶のソーダ割り

抹茶ソーダ割り

出典:世界文化社「日本茶レシピ」

今度は抹茶に少しアクセントを加えたソーダ割りです。

【材料】
抹茶 2g
和三盆または砂糖 10g
70℃のお湯 10ml
ミント 2g
炭酸水(無糖) 100ml

【作り方】
1. 抹茶は茶漉しでふるいます。

2. 1の抹茶と和三盆(または砂糖)をボウルに入れ、茶筅でよく練り混ぜ合わせます。

3. 氷を入れたグラスに2を注ぎ、炭酸水をゆっくり注ぎます。
ひと混ぜしたら出来上がり。

カフェメニューっぽくミルク割り

牛乳か豆乳で割ればさらに一味風味が変わります。

【材料】
茶葉:
煎茶の場合 6g
ほうじ茶の場合 6g
抹茶の場合 2g

お湯:
煎茶の場合 80℃180ml
ほうじ茶の場合 90℃180ml
抹茶の場合 80℃60ml

牛乳または豆乳 60ml

【作り方(煎茶・ほうじ茶の場合)】
1. 急須に茶葉を入れ、お湯をゆっくり注ぎます。

2. 蓋をして1分くらい置きます。

3. あら熱が取れたら冷蔵庫に入れるなどして冷やします。

4. 牛乳または豆乳を加えて軽く混ぜて出来上がり。

【作り方(抹茶の場合)】
1. 抹茶は茶漉しでふるっておきます。

2. 茶碗に抹茶を入れ、お湯を注ぎ茶筅で手早く点てます。

3. グラスに注ぎ、そこに牛乳または豆乳を加えて軽く混ぜます。

レシピを見るだけでも暑い日にきりっとしそうですね。

繰り返しになりますが、緑茶や麦茶はは効率よく体内の温度を下げてくれるので、適宜摂取してくださいね。
水出しなど驚くほど甘味を感じるお茶になるので、ぜひ一度試してください。

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