冷たい飲み物が欲しくなる季節。
家で麦茶を冷やす家庭も多いと思います。
ここでぜひおススメしたいのが「水から作る冷たい緑茶」。
「ペットボトルのお茶があるし。」
いえいえ、茶葉から水出しすると本当に美味しいんです。
「基本」は水出し!
水から淹れるので、驚くほどカンタン!
緑茶本来の甘さが引き立つんです。
さらに、普通に淹れるのとは違う身体にうれしい効能があるんです。
水出し緑茶の美味しい作り方
もうペットボトルのお茶には戻れないかも?!
カンタン水出し緑茶の淹れ方です。
水出し緑茶の作り方(ボトル編)
あまり多く作っても日持ちしません。
(基本的にはその日中に飲みきるのが原則)
なので、夜作るのがおススメ。
翌朝から翌日夜までには飲み切れる量を作ってください。
【用意するもの】
・冷水用ボトル1L用
・茶葉 10~15g(水出し用の茶葉でなくてOK)
1. 茶葉をお茶パックにいれ、口を閉じます。
2. ポットに冷水を入れ、そこに茶葉を入れたパックを入れます。
3. 軽くふり、茶葉に水を含ませます。
4. 冷蔵庫でゆっくり抽出。3~6時間が目安です。
一人分水出し緑茶の作り方
基本的にはお湯で淹れる淹れ方と同じですが、茶葉の量は若干多めのほうがいいかもしれません。
【用意するもの】
茶葉 5g(水出し用の茶葉でなくてOK)
冷水 300ml
茶漉し
【作り方】
1.グラス(または湯のみ)に茶漉しをセット。
2.茶漉しに茶葉を入れる
3.水を茶葉の上からゆっくりそそぐ。
二人分水出し緑茶の作り方(急須編)
たまにはじっくりお茶を淹れる時間を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
時間をかけて抽出したお茶はこくりとした甘さがひきたちます。
【用意するもの】
茶葉 10g(玉露ならなおさらOK)
氷水 100ml
急須
【作り方】
1.急須に茶葉を入れる。
2.氷水を入れ、5分抽出。
氷ごといれてもOKです。
ただし全体的に水が多くなりすぎないようにしてください。
2煎目以降なら5秒程度で大丈夫です。
そのほか、茶こし付きのマイボトルなどに茶葉をセットしておけば水をそそぐだけで美味しい緑茶が外出先でも飲めますね。
2煎目くらいまで楽しめます。
茶葉は水出し用でなくてもOKです。
水出し緑茶ならではの効能とは
「夏はやっぱり麦茶!」
という方も多いかと思います。
私も以前はそうでした。
もちろん、麦茶は夏に飲むのにふさわしい飲み物です。
夏は汗で体内の水分量が失われ、血液もドロドロになりがち。
麦茶の香りの成分である「アルキルピラジン」が血液をサラサラにする効果があります。
また、利尿作用も少なくノンカフェインのため、年齢に関係なく飲めるので家族みんなで飲めるのが人気のひとつですね。
ただし!
水出し緑茶も、なかなかの効能が期待できるんです。
しかもこれはお湯で淹れた緑茶では得られないんです。
水出しすると、苦味・渋味が抑えられ、反対に甘味成分が増します。
さらに旨み成分が増すだけでばないんです。
大前提に、緑茶は身体を冷やす効果があります。
なので、緑茶は寒い季節より暑い季節に飲むのがおススメです。
水出しするとこんなにあるうれしい効能
【カフェインが少なくなる】
緑茶のカフェインは意外と多く、寝る前に大量に飲むのは避けた方がいいと言われています。
ただ、水出しするとカフェインはかなり少なくなるので、子どもでも安心して飲めます。
【ビタミンCが豊富】
緑茶はビタミンCが豊富なのですが、熱に弱いのが欠点。
夏にダメージを受けがちの肌の抵抗力を高めてくれるビタミンCは水出しの緑茶から手軽に摂取できます。
【免疫力アップ】
「エピガロカテキン」と呼ばれる免疫細胞を活性化する成分が豊富。
感染症などを起しにくくしてくれると注目されていますが、実はこの成分、温かいお茶にはほとんど含まれていないそう。
意外と体調を崩しやすい夏場。
カンタンにできる水出し緑茶で、健康的に過ごしていきましょう。
美味しい冷茶を作るための茶葉選び
さて、では水出しにするのはどんな茶葉が適しているのでしょうか。
「水出し用」としてパックにはいったものが多く市販されていますが、普段お湯で淹れる茶葉のほうが旨みもおおくでます。
深蒸し煎茶
味の特徴はまろやかで渋味が少ないのですが、水出しにするとさらに甘味、旨みが増します。
玉露
言わずもがな高級茶葉。
こちらは少量を急須で氷水または氷で淹れるのがおススメ。
時間はかかりますが、急須に茶葉を入れ、その上にロックアイスをのせ、全部溶けるのを待ちます。
本当に少量ではありますが、甘味・旨みたっぷりの緑茶がいただけますよ。
ぜひ一度試してみてください。
最後の一滴まで出しきるのがポイントです。
元々緑茶には利尿作用があります。
体内の熱を効率よく排出してくれるので、暑い時期には緑茶はかかせない飲み物です。
何かと体調を崩しやすい季節でもあるので、緑茶パワーで乗り切りましょう!
こちらもぜひご参考にしてください。
コメント