関東パワースポット鹿島神宮

関東パワースポット鹿島神宮

節分の日、関東でも有数のパワースポット、茨城県の鹿島神宮に行って参りました。

そこは圧倒される大木の林に囲まれた、明らかに周辺と空気の異なる空間でした。

パワースポット巡りのために御朱印だけを求めるのは言語道断!
鹿島神宮のパワーを十二分にいただいてください。

鹿島神宮とは

伊勢神宮(三重県)・香取神宮(千葉県)と並ぶ日本三大神宮に数えられる由緒ある神社です。
神武天皇が即位された皇紀元年(紀元前660年)に創建されました。

奈良、平安の頃には国の守護神として篤く信仰されていたと言います。
武道の神様である「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」が祀られている鹿島神宮。

歴代の武将、源頼朝や徳川家康などの数々の名高い武将の尊崇を集め、武神として仰がれています。
現在は受験生をはじめ、様々な起業家、さらに地元のサッカーチーム鹿島アントラーズやアスリートも勝利を祈願に参拝しているそうです。

社殿は徳川二代将軍の秀忠・奥宮は徳川家康・楼門は水戸初代藩主徳川頼房により奉納されたもので、国の重要文化財に指定されています。

日光東照宮のような豪華絢爛な社殿ではありませんが、その歴史を感じる尊厳さが感じられます。

鹿島神宮の参拝方法

まずは大鳥居を一礼してくぐります。
参道は端を歩いてくださいね。

この大鳥居は2011年の東日本大震災で倒壊したため再建されたものです。
ただ、震災の被害を受けたのはこの鳥居だけだったそうです。

その後に見えるのは鮮やかな朱色をした「楼門」。
この楼門は熊本県の阿蘇神社、福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)と並ぶ日本三大楼門の一つ

楼門

楼門

扁額の文字は東郷平八郎によるもの。
こちらも社殿同様、国の重要文化財に指定されています。

この楼門くぐるとすぐ右手にあるのが本殿。
加島神社は珍しい構造で、数々の社殿の中でも一番手前に本殿があります。

ここで注意しないといけないのは、すぐに本殿に参拝しないこと。

まずは正面の小さい祠、「摂社高房社」を参拝してから本殿を参拝するのが古くからの習わしとされています。

本殿を素通りするかたちになるので、少し気が引けますが、それが習わしと知ると自然とそうせざるを得なくなりますね。
ちなみに私はこの祠がどこにあるのか分らず、本殿から参拝し、そのあと気づいて「遅くなり申し訳ありません」と高房社に参拝しました。

その後、大木並木を進むと左手に鹿園が見えてきます。
エサを購入し、与えることもできます。

その鹿園から少し先に「奥宮(おくのみや)」が右手にあります。

小さな社殿ですが、細かに造り込まれた国の重要文化財です。
ちょうど社殿の後ろ側にそびえたつ松は圧倒されるほどの大木。
ぜひ間近でご覧になってみてください。

奥宮のわき道を進むと「要石」があります。
小さな鳥居に木の囲いがされているのですが、一目ではわからないほど小さな石。

地震をおこす大ナマズの頭を押さえつけていると言われています。
水戸の徳川光圀公は石がはたしてどこまで埋まっているのか7日にわたって掘り起こさせたところ、その終わりは見えず、さらに周りに災いが起こったため、即埋めたという伝説が残っています。

要石から先へは行けません。

要石

要石

一旦、奥宮まで引き返し、奥宮の向かいのスロープを下りていくと御手洗池があります。
近くには売店もあり、休憩所にもなっています。

この御手洗池は、昔参拝の前に禊を行った泉で、今は神職の方々が日常行っています。

1日に約40万Lもの水が沸いています。
池の奥では水がくめる場所があり、持ち帰ることができます。

容器は売店でも購入できます。

煮沸してから使用とのことなので、この場で飲まないほうがいいでしょう。

東京ドーム15個分くらいの敷地の加島神宮ですが、メインの箇所を一通り周るとおおよそ1時間くらいかかります。

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注意すべきポイント

広い境内。美しい木々に囲まれ、参拝の後は散策するのも楽しいですが、初めての方はいくつか注意すべき点もあります。

犬は連れていけない

愛犬と一緒に歩きたくなる敷地ですが、犬は基本的に入れません。
特に鹿園では鹿が犬を怖がることから、柵には近づかないよう注意喚起されています。

そのほかでも度々「犬を入らせないでください」の立て看板があります。

愛犬は敷地内で歩かせるのは避けましょう。

御手洗池に行くには注意

一見コンクリートのスロープで緩やかに見えますが、実際歩くと意外と急こう配なのが分ります。
下りはもちろんのこと、上りもかなりきついので、足腰の弱い方、ベビーカーなどを押しながらの方は避けたほうがいいでしょう。

手すりがありますが、けっこう足にきます。

鹿島神宮の御朱印

御朱印所は本殿の向かいの道沿いにあります。
数種あるとかいう話もありますが、基本的には本殿と奥宮の2種。

参拝者の多い日は書置きのものとなります。

「本日は書置きのみとなります」という案内が出ています。
実際書いていただくときは整理券配布となります。

約1時間かかるそうです。

東京からのアクセス

東京駅八重洲口出ている高速バスが一番楽です。

予約なしでOK。
交通系ICカードだと2,100円が1,950円になります。

バスでもチャージできますが、事前に4,000円くらいチャージしておくと安心です。

時間は2時間くらい。
鹿島神宮で下車。徒歩5分です。

途中トイレ休憩などはないので、そこはご注意ください。
(一部のバスには小さいトイレが設置されています)

【鹿島神宮】

住所:茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
電話:0299-82-1209
定休日:なし 宝物館は長期休館中

おまけ:鹿島神宮の節分

節分の日、豆まきイベントが2回にわたって行われます。
私は今回参加しませんでしたが、お守り授与所に福豆があったので求めてきました。

鹿島神宮福豆

市販のお豆と違い、大粒で柔らかく、少し甘味も感じるとても美味しいお豆です。

節分に参拝に行かれるときはぜひお求めになってはどうでしょうか。

1袋500円です。

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