日本全国魅力度ランキングでなかなか最下位を脱出できなかった茨城県。
それでもゴールデンウィーク期間など茨城の観光スポットで大混雑というニュースは毎年流れます。
茨城はなかなか楽しいスポットや名産のある県なのに不思議と思っていました。
茨城の魅力満載のスポットと名産のご紹介です。
茨城おススメ観光スポット
茨城県は自然からアミューズメントスポットまで幅広く楽しめるスポットがたくさんあります。
人気のスポットから穴場スポットまで。
茨城県おススメのスポットをご紹介します。
国営ひたち海浜公園
今や一度は行きたい公園ですね。
SNS映えする季節、ネモフィラでブルー一面となる春と草コキアの紅葉で真っ赤に染まる秋は人混みで大変な賑わいになります。
もちろん、園内にはラベンダー、ヒマワリ、バラなど一年通して四季の景色が楽しめるように植え替えが行われているそうです。
国内最大規模のロック・フェス「ROCK IN JAPAN」の開催地としても人気です。
その他遊園地も併設されているので、子供から大人まで楽しめます。
フォトジェニックスポットとしても、ワイワイ盛り上がりスポットとしても今大人気の公園となっています。
家族でも友達同士でも気軽に行けるのもうれしいですね。
所在地: 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
営業時間:
3/1~7/20 9:30~17:00
7/21~8/31 9:30~18:00
9/1~10/31 9:30~17:00
11/1~2月末日 9:30~16:30
休園:毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日)
12月31日、1月1日
2月の第1月曜日からその週の金曜日まで
※ただし毎日開園する時期もありますので、公式サイトをチェックしてください。
料金:大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料
アクセス:
電車:JR常磐線「勝田」駅より路線バス「海浜公園西口(約15分)」下車、または「海浜公園南口(約20分)」下車すぐ
車:常陸那珂有料道路「ひたち海浜公園」ICすぐ / 常磐自動車道「日立南太田」ICより約15km
偕楽園
石川県兼六園、岡山県後楽園にならび日本三名園のひとつでもある偕楽園。
1842年水戸藩の藩主、徳川斉昭公により造られました。
約100種類3,000本の梅も有名です。
最近は光のアートプロジェクトチームラボが「チームラボ 偕楽園 光の祭」として偕楽園を舞台として幻想的な空間を作るプロジェクトも。
※2022年2月1日(火)~3月31日(木) 開催
自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクトです。
住所:茨城県水戸市常磐町1-3-3
営業時間: 6:00~19:00
アクセス:JR水戸駅から茨城交通偕楽園行きバスで20分、終点下車
★チームラボ 偕楽園 光の祭★
期間:2022年2月1日(火) ~ 3月31日(木)
営業時間:18:00~20:30
料金:
大人 1,800円
中高校生 800円
小学生以下 無料
チケットは公式サイトより基本前売り購入
当日券もありますが前売りのほうが安心です。
袋田の滝
日本三名瀑に数えられる滝。
姿が美しく、紅葉の時期などは特に賑わいます。
冬は滝全体が氷る、「氷瀑」も見られます。
冬はライトアップされたりと、通年度々訪れたいスポットです。
特に雨の降った翌日はかなり水量が増すので大迫力の滝が望めます。
また、周辺にはハイキングコースなどもあり、美しい自然を満喫できます。
住所:茨城県久慈郡大子町袋田3-19 袋田の滝
営業時間:8:00 ~ 18:00
11月~4月 9:00~17:00
ライトアップ期間中は19:00まで
料金:150円
アクセス:
電車:JR水郡線「袋田」駅よりバス「滝本(約10分)」下車、徒歩約10分
車:常磐自動車道「那珂」ICより約50分
鹿島神宮

出典:ぐるたび
「息栖神社」「香取神社」と並び東国三神社に数えられる古社で、国宝や国の重要文化財を数多く有することでも知られています。境内は東京ドーム15個分という広さ。
武の神が祀られていることからJリーグの鹿島アントラーズが勝利祈願に訪れているそうです。
関東地方最古、最大の神社にして全国約600社ある鹿島神社の総本社。
楼門は国の重要文化財。徳川三代将軍家光が闘病中、鹿島神社に祈願した際、病気は回復。この楼門が贈られたとされています。福岡県筥崎宮(はこざきぐう)と熊本県阿蘇神社とともに、「日本三大楼門」の一つに数えられています。
また、本殿の裏にある高さ40mを超えるご神木の樹齢は1300年とも言われているそうです。
この広大な境内は本当に見どころ満載ですね。
ただし宝物館は平成30年より休館しています。
住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1
アクセス:JR鹿島線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線鹿島神宮駅より徒歩7分
牛久大仏
もう茨城といえばの観光スポットですね。
定番中の定番ですが、ここの紹介を外すわけにはいきませんw
ブロンズ製の立像大仏でその高さは日本一ならぬ世界一の120m。ギネス認定もされています。
なんと、奈良の大仏さまがこの牛久大仏の手のひらに乗る大きさとか。
85mの高さの展望台まで上がれます。天気がよければ富士山も眺められます。
胎内にはいくつもの空間があり、蓮華蔵世界では約3,400体の胎内仏に囲まれた金色の世界が体験できます。
大仏さまの周辺には「浄土」を表す庭、本願壮厳の庭や日本一の大香炉なども。
訪問の際はこちらもお見逃しなく!
住所:茨城県牛久市久野町2083
拝観時間:3~9月 9:30~17:00(土日祝は17:30まで)
10~2月 9:30~16:30
拝観料;中学生以上800円 4歳以上400円 3歳以下無料
アクセス:
電車:JR常磐線「牛久」駅よりバスで約20~30分
車:圏央道「阿見東」ICから約8分
御岩神社(おいわじんじゃ)
古くから信仰の山として崇拝され、強力なパワースポットとして知られる御岩神社。
日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に記載あることからかなり古くからあった由緒ある神社とされています。
「神仏を祀る唯一の社」だそうです。
葵の家紋を掲げているほど徳川・水戸藩に所縁のある神社です。
御神木の三本杉は県指定の天然記念物となっています。
境内にはその歴史を語る社など数々あります。
パワーを余すことなくいただいてください。
住所:茨城県日立市入四間町752
参拝時間:6:00~17:00
登拝時間:6:00~15:00
アクセス:
電車:常磐線日立駅下車バスで35分
車 :三郷ICより約1時間30分
筑波山
ご存じ「西の富士、東の筑波」と称されてきた関東随一の名山であり日本百名山に選ばれています。
男体山と女体山の二峰からなります。
標高は低いものの、天気が良ければ頂上から東京スカイツリー(R)も望めます。
ケーブルカー、ロープウェイも利用できるので、子供や登山の苦手な方も気軽に行けます。
登山好きの方にはもちろん、登山コースがおススメ。
ちなみに女体山山頂の「筑波山神社」は、縁結び・商売繁盛祈願のため訪れる方が多いそうです。
2月の中頃から3月下旬にかけては梅まつりも開催されます。
住所:茨城県つくば市筑波
アクセス:
電車:つくばエクスプレス「つくば」駅、つくばセンターから筑波山シャトルバス「つつじヶ丘(直行約50分)」駅下車すぐ(筑波山ロープウェイ駅前)
車:常磐自動車道「土浦北」ICより約40分
竜神大吊橋
全長375m、高さ約100mの歩行者専用日本最大級の長さの吊橋。
所々に透明な板になって足元がクリアになっている「のぞき窓」があるのでそこを除くと100mの高さの湖面を見れます。高所恐怖症の方は要注意!
紅葉の季節などは特に大人気。
橋の上からは自然の絶景が望めます。
橋の主塔は、竜神峡にちなんで「竜」をかたちどられていて、橋全体が美しい形状になっています。
住所:茨城県常陸太田市天下野町、下高倉町
営業時間:8:30~17:00(閉場)
渡橋料金:大人320円 小人210円
アクセス:JR水郡線常陸太田駅から茨城交通下高倉行きバスで40分、竜神大吊橋下車、徒歩20分
笠間稲荷神社
京都府・伏見稲荷大社と佐賀県・祐徳稲荷神社にならび日本三大稲荷のひとつで、その中でも最も歴史ある稲荷神社です。
1340年以上の歴史ある神社で、五穀豊穣、商売繁栄、殖産興業、芸能上達など、数々の守護神として信仰を集めています。
様々なキツネの像があります。
江戸時代の末期に再建された朱色の本殿は銅瓦葺総欅の権現造。国の重要文化財に指定されています。
時期になれば県の天然記念物に指定された八重の藤も見ものです。
住所:茨城県笠間市笠間1
アクセス:
電車:JR水戸線「笠間」駅から徒歩約20分、またはタクシーで約5分
車:北関東自動車道「友部」ICから約15分
月待の滝

出典:観光いばらき
「裏見の滝」「くぐり滝」とも呼ばれ、滝を裏側からも望めます。
滝の裏側の岩は大きくえぐられそこから滝を望むとまるで水のカーテンのよう。
その形状から古くから安産、子育て、開運を祈る二十三夜講(二十三夜の月の出を待って婦女子が集う)の場とされ、月待の滝と名がついたそうです。
高さ17m、幅12mと袋田の滝に比べれば小ぶりの滝ですが、緑深い場所にあり、新緑や紅葉、冬の氷瀑など通年を通して楽しめる癒しスポットです。
近くのもみじ苑の天然かき氷も大人気です。
住所:茨城県久慈郡大子町大字川山
問い合わせ:0295-72-0285(大子町観光協会)
アクセス:
電車:JR常磐線「高萩駅」よりタクシーで約25分
車:常磐自動車道「高萩IC」より約20分
【もみじ苑】
住所:茨城県久慈郡大子町川山1369-1
営業時間:10:30~17:00 水休み
茨城名産
茨城県というと納豆のイメージが強いですが、実は日本の農産物の宝庫。
果物
メロン・クリに関しては収穫量日本一ということご存じですか?
さつまいも・日本梨・ブルーベリーは2位。
メロンはなんと22年連続生産量日本一。
茨城県となかなかむずびつかない方も多いかもしれません。
表面に網目が張り巡らされた「ネットメロン」が主流で、品種改良などの影響で栽培しやすくなったことから、比較的リーズナブルなのも嬉しいところ。
梨は幸水、豊水、あきづき、県オリジナル品種の恵水、新高、にっこりなど、種類も豊富で7月から10月まで美味しくいただけます。実は茨城県は日本で最古の梨産地のひとつ。昼夜の寒暖差も大きいこと。水が豊富なことから江戸時代からナシ栽培は行われていたと言われています。
特産
さつまいもの栽培もさかんな茨城県。
干し芋のシェアはなんと9割。
茨城県内のほしいもの大部分はひたちなか市で生産されています。
蒸した原料芋を丸々干した丸ほしいもも絶品です。
黒毛和牛の最高級ブランド常陸牛は約180年前徳川斉昭公が水戸市内に桜野牧を設け、そこで牛を飼育したというところから始まったとされています。
常陸秋そばは茨城県特有のブランドのそば。
色、味、香りの評価が高く、蕎麦好きにもファンが多いそうです。
関東一の米どころと言われている茨城県。那珂川流域で作られているお米、「ふくまる」も人気です。
茨城の人気お土産
農産物でもかなりお土産になりそうなものばかりですが、もちろん観光向けの人気お土産も多々あります。
凍みこんにゃく(しみこんにゃく)
奥久慈群地方は、古くからこんにゃく栽培が盛ん。
江戸時代には凍みこんにゃくが水戸藩の財政を支えてきたともいいます。
12月中旬から2月頃までこんにゃくに水をかけ夜凍らせ、昼には溶けるためまた水をかけて夜凍らせることを20日間ほど繰り返す、手間暇かけて作られたもの。食べるときは15分ほど水に浸したあと、お湯で10分ほど煮てアクを抜き、煮物や鍋などに入れていただきます。
そのほか、唐揚げや天ぷら、フライやグラタン、きんぴらなど食べ方のレパートリーは広いようです。
今生産者も少なくなり、茨城県の貴重な土産物となりました。
水戸の梅

出典:亀じるし
白あんを求肥で包み、さらに甘酸っぱい赤しそでまいたお菓子。
白あんの甘さと赤しその酸味が絶妙と人気。
赤しそは水戸産梅「ふくゆい」を使用したシロップを加えた蜜で漬けられています。
明治時代から作られている伝統のお菓子で現在も職人さんの手で一点一点作られているそうです。
おみたまプリン
山西商店「おみたまプリン」は茨城県小美玉市町おこしの一環で作られたそうですが、今や茨城県人気のお土産になっています。
実は茨城県はたまごの産出量が日本一。
その卵たっぷり使ったプリンは一躍人気に。芸能人にもファンが多いとされています。
「クリーム層」と「プリン層」に分かれた濃厚な味わいのプリンです。
笠間焼の陶器市は毎年大人気で、個人的に度々訪れるスポットです。
納豆は得意でないのですが、美味しいものがたくさんあるイメージもあります。
魅力度ランキングで何年か続けて最下位になったときも
「伸びしろ日本一、茨城県」
と自虐的アピールのセンスも大好きです。
茨城県、今一度その魅力を見直してみませんか?
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