天空の城竹田城跡見どころ

天空の城竹田城跡見どこ

出典:HYO Go!ナビ

城の人気は年々高まっています。

その中でも城愛好家にも人気の城、といってもその姿はもうありませんが、年々人気が高まっているのが兵庫県竹田城跡。

国の史跡に指定されている竹田城跡は歴史的にも、自然環境的にも見どころ満載。

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竹田城とは

兵庫県朝来市和田山町にある城跡。

竹田城は1443年頃但馬の守護大名・山名宗全が築城したとされています。
山名氏の重臣である太田垣氏が初代城主を務め、その後7代にわたり太田家が城主を務めました。

その後1580年、織田信長の命により豊臣秀吉が但馬を攻めました。その際竹田城は落城したとされています。
1585年より播磨龍野城主であった赤松広秀が入城。
最後の城主でもあるこの赤松広秀が石積みの城郭を整備。
後ほど説明しますが、この石積みは歴史的にも大変貴重であり、竹田城跡の謎の一つとも言われています。

1600年、関ヶ原の戦いの際、鳥取城攻めの際に城下町を放火したとの罪により家康の命を受け自害。
竹田城はこのときに廃城になりました。

竹田城跡は現在、国指定重要文化財(史跡)に指定されており、さらに「日本100名城」にも選定されています。(ただし天守含め建造物は一切残っていなく石垣のみの城です。)

竹田城の見どころ

知名度が上がったのはここ15年ほど前から。
写真家の撮影した雲海が「天空の城」と称され、話題になりました。

竹田城の雲海

「雲海に浮かぶ天空の城」と称されるほど、雲海が絶景。
もちろん、毎日必ず見れるものではありません。

標高350mを超える竹田城跡は、9~12月上旬にかけて度々雲海ができることが確認されています。
時間帯は明け方~8:00頃。

気候の条件としては前夜から翌朝の気温が低くなり、日中に向けて暖かくなる寒暖差が10℃以上ある日が割と見られる可能性が高いとされています。

雨天の場合、雨霧雲海という雲海が見れる可能性がありますが、基本的には雲海は晴れた朝方に見ることができます。

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石垣

竹田城は建物がなく、不思議と石垣だけが残っています。これはなぜ石垣だけが残されているのかといことに関しては謎とされています。通常、城が壊されるとその石垣も壊されるとのことです。竹田城跡では江戸期より前の時代の石垣がほぼそのまま残されているため、歴史マニアにも人気のスポットとなっています。

竹田城の石垣は全体的に自然石をほとんど加工せずに積み上げられる穴太積み(あのうづみ)技法による石積みです。
現在でも伝わる技法で、「穴太衆(あのうしゅう)」と呼ばれる職人達により作られています。

ちなみに城跡内の石垣内に幸運のパワースポット「鏡石」と呼ばれるかなり大きな石があるそうです。発見したら幸運が訪れるかも?

鏡石

出典:あさぶら

そのほか、9月1日~11月30日には早朝ライトアップも行っています。
夜間ライトアップも他期間で行っていますが、早朝ライトアップは他ではなかなかないものです。

竹田城跡は建物がありませんが、美しい石垣が線状に浮き上がります。

竹田城アクセスと注意事項

竹田城跡は標高が高いため、ほぼ登山となります。

入山規制されている時期もあるので、訪問タイミングは公式ホームページなどで確認してください。

いくつかのルートがありますが、いずれも登山道を歩きます。
革靴やパンプスなどではなく、スニーカー(できればトレッキングシューズ)を履いて行ってください。

【竹田城】
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169
入城時間(雲海シーズン):
9/1~9/22 6:00~16:30
9/23~11/30 4:00~16:30

そのほかシーズンによって異なるので事前にホームページなどでご確認ください。
※1/4~2月末までは閉山のため入城できません。

料金:高校生以上500円
問い合わせ:079-674-2120(情報館 天空の城)
公式サイト:https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/

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