歌舞伎座1階席の見え方選び方

歌舞伎座おススメの席

歌舞伎座で歌舞伎を観ようと思ったらどの席で観たらいいのか。
歌舞伎は花道もあるので、普通の劇場とはちょっと違います。

1階席でみるときの注意と選び方をご紹介します。

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歌舞伎座の席の構成

まずは歌舞伎座の席の構成を説明します。

歌舞伎座の席は5種類

歌舞伎座席構成

まず歌舞伎を観ようと思ったら、演目を決め、松竹のチケット購入サイトか電話でチケットを買います。
その時、当然行く日は決めているかと思いますが、意外と迷うのが席。

歌舞伎座の席の種類は大きく分けると5種類あり、その席によって料金が異なってきます。

【歌舞伎座桟敷席】
歌舞伎座では一番高い席で、1階の両脇に少し高い位置に設置されているテーブルにお茶セットとおしぼりつきの席です。(図の青で塗られたところ)
桟敷席専用のお弁当もあって(別料金)、幕間に入ると席まで届けてくれます。

いってみれば歌舞伎座のVIP席ですね。
(私はまだ利用したことがありません。)

ただ、他の席より数段高いかというとそれほどでもなく、月によりますが、大体18,000~20,000円です。
1等席より2,000~3,000円高いくらいですね。
20席しかないので、利用したい!という方はチケット販売即日の購入をおススメします。

【歌舞伎座一等席】
観やすくて良い席ですが、場所によってはかなり観やすさに差がある席でもあります。(次の章でご説明します)
歌舞伎の場合は「とちり席がいい」と言われていて、それは「い」を一列目としていろはでかぞえたときの「と」と「ち」と「り」に当たる席を指します。
席番号でいうと7~9列目。図の黄色の枠で囲った部分です。

ご贔屓さんも多いのか、このあたりに座っている方は着物を召した方が多いように感じます。
一等席料金は15,000~18,000円の間がほとんどです。

【歌舞伎座二等席】
では、VIPの桟敷席を除き、1階はすべて一等席かというと違います。
1階の後方部と2階の後方部、また2階の後方部になります。
1階は舞台からは遠いですが、花道も見やすいので割と人気があります。
二等席の料金は12,000~16,000円くらいです。

1階席の2等席は黄色に塗られたところになります。
※演目によってはたまに最後部から3列くらいを除いてすべて一等席になる場合もあります。

【歌舞伎座三等席】
3階席になります。
三等A席と三等B席があり、Aが3階前方でBが後方。そのためBの方が安いです。
舞台からは遠く、花道はほとんど見えなかったりしますが、その料金の手軽さから人気はあり、すぐに完売になります。

「音羽屋!」「成田屋!」などと掛け声をかけるプロの方(大向う)も3階奥にいるので近くでその声を聞けるのも醍醐味。
ちなみに「大向う」とは3階席奥を指します。

料金は5,000円前後くらいの設定が多いようです。

【一幕見席】
歌舞伎座のみにある席
好きな演目を試しに1幕だけちょい見したいという席です。
4階の椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名で、予約はできないため当日並ばなくてはなりません。

歌舞伎座1階から4階までの直通となっていて、歌舞伎座の中の施設(売店など)は利用できません。

最近は海外からの観光客の方も多いようです。

料金は500~1,500円と格安です。

一幕見席料金

公演によって料金は異なります。
また、1等席の範囲も広がったりとけっこう変わるので都度座席表は確認してください。

本当に舞台からは遠いのでオペラグラスなどを持っていったほうがいいです。

席によって全然違う?!歌舞伎座1階席の見え方

歌舞伎座で観やすいのは先に述べた「とちり」席一帯。
席番でいえば7列~9列の15番~34番です。
特に15~26番は花道もよく見えると思います。

ただし「とちり」席はご贔屓さんも多くこの付近の席の方は着物で来られる方も多いように感じます。
松竹会員の先行販売などふくめ、まっさきに抑えられるので、一般販売で取ることはなかなか難しいのですが、もし空いていたらラッキーと思っておさえてください。もちろん着物でいく必要はありません。

花道の見えない席とドブ席

花道の見えない席ってけっこうあるんです。
2階席になると花道全部見える席のほうが少ないですね。

1階席では1~5列目くらいは観えにくいです。
とくに東側(舞台正面にして右手)の前列のほうは人の頭で花道に立っている役者さんが隠れます。

ちょうど4~5列目くらいの位置で演技することも多いので、すっぽり隠れます。
劇場は少しでも前のめりになると劇場の係の方に注意されるので、見えなくても上半身を動かすことはみんなやりません。

また、花道の左手、図でいえば紫に塗ったところですが、ここは通称「ドブ席」と言われています。
1等席で、花道も近いのですが、花道に立つ演者は舞台または上手(舞台を正面にして右手)に向けて演技をするので、基本的に背を向けられることになります。

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ただ、1列に6席しかないので出入りがしやすく、トイレなどにすぐ出れたほうが楽と言う方にはおススメです。

プチ情報
劇場中央部は出入りが本当に大変です。
幕間などは席でお弁当を食べる方も多いので、食べている方の前を通るのはかなり至難の業。
ただでさえ通路はせまく、少し足をひっこめてもらわないと通れないほどです。
お弁当を膝の上に広げている方によけてもらうのはなかなか難しいものです。

歌舞伎座1階席おススメの席

個人的に一番おススメなのが1階17列目
前の図の黄色に塗られた最前列です。
席番8~34番。

理由の一つは「見切れ」が一切ないことです。
花道はすべて観えますし、前列に座った方の頭が邪魔になることも少ないです。

少し舞台からは遠いですが、ここは通常二等席。
1等席から2メートルくらいしか離れていないのに、値段が安くなります。

特に17列の8~14番は花道の役者さんがかなり近く見れます。
(花道すぐ横はけっこうかぶりつきなので反対に見づらいです)

2階席の一番前は1等席と見え方を比べてみてください。

【二等席】1階17列の見え方

【二等席】歌舞伎座1階17列の見え方

【一等席】歌舞伎座2階1列目の見え方

【一等席】歌舞伎座2階1列目の見え方

1階二等席の17列、おススメですよ!
私は空いているときは1階17列を取ります。(なるべく花道側)。

歌舞伎初心者にはどの席がおススメ?

歌舞伎座が初めてという方。
さて、ではどの席で観ますか?

「歌舞伎初心者だし、楽しめなかったらもったいないから私は安い席で、、、」と思っている方、ちょっと待ってください。
ネットでもよく初心者におススメの「一幕見席」と紹介されていたりしますが、初心者の方が舞台から遠く、歌舞伎座の売店なども利用できず、チラ見するだけの席で楽しめるとは思えません。

料金の差は歌舞伎を楽しめる差と考えていいくらい、席の違いは大きいです。

初心者の方こそ、良い席で観てください。
ツウは楽しむポイントを知っているので3階席などでそれぞれ自分なりに楽しんでいるのです。

いきなり桟敷席で。とは言いません。

でも少なくても花道の見える、舞台全体を十分堪能できる席をとってください。

よい席で観て「歌舞伎って思ったほど面白くない。」となったのなら仕方ありませんが、最初から一幕見席で「つまらない」となっても、正直「そうだろうな。」と思えて仕方ありません。

歌舞伎はもともと狭い芝居小屋で演じられていたもの。
大劇場で遠くから見てもよくわからないのです。

初心者の方こそ安い席を希望されがちですが、「初心者だからこそ」いい席で観てくださいね。
これは歌舞伎好きの方、みな口をそろえて言うことです。

ぜひ心置きを。

ネットでチケット購入の際の席選び

電話で予約の際はオペレータさんに希望の席を伝える必要があります。
できれば座席表を見ながら空いてる席を選べればいいですね。

では松竹のチケット販売サイト、チケットWEB松竹で購入する場合はどうするのかみていきましょう。

まずは一般の松竹の会員になることが前提です。(無料)
観たい演目を選択し、「チケット購入する」をすすむとログイン画面が。

ログインしたら、日時を選択します。

席の「等数」を選択すると、確認画面のあと、「自動選択」「ブロック選択」「座席選択」と3種のボタンが並びます。

席選択画面

できれば「座席選択」を選び、一番希望に近い席を選びます

ちなみに「自動選択」はサイト側で勝手に決まるシステム。
「ブロック選択」はある程度の座席のエリアを指定し、そこから自動的に席が決まります。

下の画像のように空いている席は青くなっているので、希望の席を選択。
そのまま指示に従ってすすめます。

チケットWEB松竹

決済はクレジットカードとなりますので、手元にカードをおいておくのを忘れずに。

決済完了はキャンセルできませんのでご注意を!

大体イメージついたでしょうか。

歌舞伎がもっとみなさんの身近な芸能になればいいなと願っています。

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