家呑みする人が増えた昨今、今年は家で梅酒作りはどうでしょうか。
自分好みに作れて、なんといってもリーズナブル。
梅のクエン酸には疲労回復効果もあるので、常備しておくとなにかと重宝します。
難しいことは一切ありません。
梅雨に入った今、早速始めてみませんか。
梅酒を作る時期
梅酒を作り始める時期は青梅が出回る、6月ごろ。青梅は5月末~6月下旬頃しか入手できません。
青梅を購入してすぐに梅酒を作らない場合は冷凍しておいてください。
青梅はスーパーなどでも販売されますし、農家から直に購入できます。
梅酒のカンタン作り方
梅酒の作り方はいたって簡単。
ただし注意点もあるので、しっかり事前にチェックしてください。
使用するアルコールはお好みで。
しかし度数には注意。20%未満の酒で果実酒を作ると酒税法違反となります。
また、アルコール度数が低いと梅が腐りやすくなるのでこの点からもアルコール度数は厳守してください。
お酒の種類はホワイトリカーが一般的ですが、泡盛、ブランデー、ラム、ジン、ウィスキーなどでも作れます。
共通で準備するもの。
【準備するもの】
・保存瓶 消毒した密閉蓋がついているもの。
・青梅
・氷砂糖
・30度以上のアルコール
基本的な梅酒の作り方(ホワイトリカー)
【準備するもの】
・保存瓶 5リットルの密閉蓋がついているもの。
・青梅 1kg
・氷砂糖 500g~800g
・ホワイトリカー 1.8L
【作り方】
1. ボウルに水をはり、梅を入れて傷つけないよう洗います。
2. 梅をあげ、キッチンペーパーなどで一つずつしっかり水気を拭き取ります。
3. 竹串などで梅のヘタを取っていきます。
4. 消毒済の保存容器に梅・氷砂糖を交互に敷き詰めていき、最後にホワイトリカーを入れ、密閉したら冷暗所に保管します。
3カ月後くらいから飲めますが、理想は半年以上寝かせたものと言われています。
ここはお好みで。
時間とともに味がまろやかになってくるので、その経過ごとに楽しんでみるのもいいですね。
梅を取り除くタイミングは1年くらい。
梅酒をウィスキーで作る
ホワイトリカーに比べ、ちょっとコクのある味わい。
銘柄によって香りなども異なってくるので自分好みのものを試行錯誤しながら見つけるのも楽しいですね。
【準備するもの】
・保存瓶 5リットルの密閉蓋がついているもの。
・青梅 1kg
・氷砂糖 400~600g
・ウィスキー 1.8L
【作り方】
1. ボウルに水をはり、梅を入れて傷つけないよう洗います。
2. 梅をあげ、キッチンペーパーなどで一つずつしっかり水気を拭き取ります。
3. 竹串などで梅のヘタを取っていきます。
4. 消毒済の保存容器に梅・氷砂糖を交互に敷き詰めていき、最後にウイスキーを入れ、密閉したら冷暗所に保管します。
3カ月後くらいから飲めますが、理想は半年以上寝かせたものと言われています。
ここはお好みで。
梅酒をブランデーで作る
ブランデーはブドウ等の果実酒をつかった蒸留酒なので、梅との相性は抜群!
コストは少し高めですが、独特のまろやかで芳醇な香りと味わいが楽しめます。
今回は無糖バージョンをご紹介
【準備するもの】
・保存瓶 5リットルの密閉蓋がついているもの。
・青梅 1kg
・ブランデー 1.8L
【作り方】
1. ボウルに水をはり、梅を入れて傷つけないよう洗います。
2. 梅をあげ、キッチンペーパーなどで一つずつしっかり水気を拭き取ります。
3. 竹串などで梅のヘタを取っていきます。
4. 消毒済の保存容器に梅を入れ、最後にブランデーを入れて密閉したら冷暗所に保管します。
無糖の場合、エキスが出るのに時間がかかるため、10~12カ月後以降が飲み頃となります。
砂糖を入れる場合は400~600g入れてください。
梅酒を泡盛で作る
泡盛でも梅酒は作れます。
泡盛の独特の味が梅と合わさることからマイルドになります。
【準備するもの】
・保存瓶 5リットルの密閉蓋がついているもの。
・青梅 1kg
・氷砂糖 400~600g
・泡盛 1.8L
【作り方】
1. ボウルに水をはり、梅を入れて傷つけないよう洗います。
2. 梅をあげ、キッチンペーパーなどで一つずつしっかり水気を拭き取ります。
3. 竹串などで梅のヘタを取っていきます。
4. 消毒済の保存容器に梅・氷砂糖を交互に敷き詰めていき、最後に泡盛を入れ、密閉したら冷暗所に保管します。
3カ月後くらいから飲めますが、理想は半年以上寝かせたものと言われています。
ここはお好みで。
初めては飲みきりサイズで作る
始めて作る梅酒。
好みの味出なかったらどうしようと心配な方、色々なお酒で試したいという方は飲み切りサイズで作ることをおススメします。
作り方は分量を少なくするだけ。
以下参考まで。
【準備するもの】
・保存瓶 800ml
・青梅 260g
・氷砂糖 260g
・泡盛 350ml
作り方は同じです。
飲み頃は3カ月ほどで、半年くらいたったら梅を取り出します。
なお、寝かす期間を長くすればするほど熟成され、コクがでてきます。
そのほか焼酎などでも作れます。
また、氷砂糖の代わりに黒糖を使うとさらにコクが変わります。
少量ずつ作ってぜひ味変を楽しんでみてください。
うっとうしい梅雨の時期のひとつの楽しみ方になりそうですよ。
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