2022年三社祭情報と楽しみポイント

2022年三社祭情報と楽しみポイント | 柳緑花紅ーにっぽんの愉しみー

東京を代表する祭りのひとつ、三社祭。
浅草のお祭りとあって毎年約200万人前後の人手があると言います。

新型コロナウィルス感染拡大防止により2020年から2年ほど担ぎ手による神輿の練り歩きがありませんでしたが2022年、本来の神輿が担ぎ手により浅草の町を練り歩きます。

日程やまだ行ったことのない方に抑えておいていただきたいポイントをご紹介。

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三社祭2022年スケジュール

開催期間は2022年5月20日~22日となっています。

▼5月20日(金)

18:00 本社神輿並びに各町子供神輿神霊入れの儀

▼5月21日(土)

10:00 例大祭式典
13:00 大行列発進

[奉納行事]※変更の場合有り
14:30 神事びんざさら舞 奉納(拝殿・神楽殿)
16:00 巫女舞(神社巫女) 奉奏(神楽殿)

▼5月22日(日)

6:30 本社神輿三基 庫出し清祓いの儀後庫出し
8:00 宮出し渡渡り
8:30 本社神輿各町移御
17:30 宮入り渡御・庫入れ
18:00 本社神輿神霊返しの儀

本社神輿ルート

【一之宮(西部)】
浅草二 → 浅三東 → 浅草中 → 千草 → 堤 →(道中事務局・三網)→ 浅草町一 → 浅草清三 → 浅草町二 →(道中事務局・三網)→ 浅草千和 → 千二西 → 千二光月 → 千一南 → 西浅三北 → 芝崎中 → 芝崎西 → 芝崎東 →浅草神社

【二之宮(南部)】
浅草公園 → 浅一三栄 → 浅草西 → 浅草中央 → 仲見世 → 雷門中部 → 雷門西部 → 雷門田原 → 西浅草一 → 寿二 → 寿一 → 寿三東 → 寿四 → 駒形 → 雷門東部 → 浅草東 →[浅草二丁目交差点]→(道中事務局・三網)→[二天門前交差点] →浅草神社

【三之宮(東部)】
二天門前交差点]浅草馬一 → 花川戸一 → 花川戸二 → 猿若 → 聖天 → 田町聖横 → 浅草馬三 → 浅草五一 → 浅草象三 → 浅草馬二 → 浅草象潟 → 浅草象一 →浅草神社

初心者は要チェック!三社祭楽しみポイント

三社祭の醍醐味はなんといっても本社の神輿。
一トン神輿と言われるほどその作りは豪華で関東でもトップクラスの大きさを誇ります。

下町の担ぎ手は威勢よく、その動きに合わせ神輿のトップの鳳凰(一之宮の頭には鳳凰、他二基には擬宝珠が飾られています)も軽快にきらめきます。

この本社神輿が出るのは3日間のうち最終日のみ。

他日は町内会の神輿約100基が浅草町内方々を練り歩きます

これはこれでとても見ごたえあるのですが、三社祭が初めてという方はぜひ最終日をおススメします。
ただし最終日の人手はさらに多いので、それは覚悟してくださいね。

浅草近辺は朝から交通規制があるため、共通交通機関をご利用することをおススメします。

宮出し・宮入は決められた執行委員の方しか境内にはいれないため、基本的に一般客は見れません。

また、コロナウィルス感染状況により変更の可能性ありますが、中日に行われる「神事びんざさら舞」。
五穀豊穣を願う踊りで、東京都の無形民俗文化財に指定されている踊りです。

紅白の紙を散らし編木(ささら)で音を奏で、舞います。

最終日は行けないという方は、町内神輿と神事びんざさら舞をぜひ楽しんでください。

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三社祭とは

たまに「三社祭」って浅草寺と浅草神社とあとどこのお祭り?と
聞かれることがあります。

三社とは浅草神社のことで、地元では三社さんと呼ばれることもあります。

正式名称は「浅草神社例大祭」。
始まりは鎌倉時代とも言われています。

昔は神輿スタイルでなく、隅田川を船で渡渡りする形式でした。

東京でも特に荒っぽい祭りとして知られています。

昔の三社祭は3月17日、18日の両日に行われ、丑、卯、巳、未、酉、亥の1年おきに本祭というスケジュールでした。
当時、浅草寺と一体となった祭りで、「観音祭」「浅草祭」などと呼ばれていたようです。

各町内会から出された山車は行列で町内を練り歩きます。

これが終わると神輿三体を本堂からおろし隅田川の船着き場へ。
漁師の供奉する船に神輿をのせ駒形から上陸し、浅草神社にかつぎ帰りました。

これは2012年、三社祭り700年を記念し実際と同じように再現されました。

三社祭は活気ある祭りゆえ、トラブルも多く度々中止になっていますが、700年以上の歴史をもつ江戸の祭りであることは確かです。

浅草神社

浅草神社
一見浅草寺と比較すると少し控えめな印象がある神社ですが、その由来とは?

その昔漁師の兄の檜前浜成(ひのくまのはまなり)、弟の檜前竹成(ひのくまのたけなり)が隅田川で網漁をしていたところ、魚はまったく網にかからず。
一体の像がかかったのですが、少し不信に思い、隅田川にもどしたそう。
それでも網にかかるので、当時郷士の土師真中知(はじのあたいなかとも)に相談したところ、「聖観世音菩薩像」と判明し土師真中知は出家し、この菩薩を祀る寺院を建造。
これが浅草寺の始まりです。やがて明治の神仏分離以降は浅草寺とは別法人となりました。

浅草神社の家紋は漁の網を示しています。

神社の本殿は三代将軍徳川家光が寄贈したと伝わり、本殿自体小ぶりながらその装飾は日光東照宮を連想させるほど鮮やかな内装となっています。

こちらは東京都重要文化財に指定されています

【浅草神社】
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3844-1575
アクセス:
東京メトロ銀座線浅草駅 徒歩7分
都営地下鉄浅草線浅草駅 徒歩7分
東武線浅草駅 徒歩7分
つくばエクスプレス浅草駅 徒歩10分

三社祭楽しむポイントと注意点

三社祭の神輿のルートをチェック。
浅草神社などにルート地図があるか、公式サイトで公表しています。

神輿の担ぎ手交代の渡渡りなど神輿を追えば何かとワクワクポイントに遭遇します。
ですが、スマホなどで撮影に夢中になっていると突き飛ばされます。

担ぎ手は側道の見学者に気遣っている余裕はありません。

神輿のすぐ近くで撮影するときは自己責任で。
なるべく邪魔にならないようマナーを守って楽しんでくださいね。

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