郡上踊り 徹夜踊りの参加方法は?すぐに踊れる?

郡上おどり

日本三大盆踊りのひとつにあげられ、国重要無形民俗文化財指定の岐阜の郡上八幡で毎年行われる「郡上おどり」
その歴史は古く、400年以上とも言われています。

最近は平成から令和に変わるタイミングでイレギュラーで徹夜踊りが開催されました。

一度行ったらハマるその魅力とは?
行ってすぐに踊れるもの?宿は?どのくらいの人混み?

などなど。

行ってみたいけれどイマイチ事情が分からないという方必見!
今年の夏は朝まで踊り明かしましょう。

きっと私も踊りの輪の中にいますw

※2022年、2年ぶりに開催の決まった郡上踊りですが、徹夜踊りは20:00~1:00となりました。
 朝まででないのであらかじめご了承ください。

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郡上おどりの魅力

私は恥ずかしながらけっこう最近まで知らなかったのですが、最初に行ったとき帰ってから「いつか行きたい」「どうしたら行ける?」など周りの反応がすごかったことに驚きました。

「徹夜で踊る」

確かにこれだけ多くの祭がある日本でもかなり珍しいかもしれませんね。

有名な郡上おどりですが、イマイチ概要が分からない方のために簡単にご説明しておきますね。

郡上踊りの徹夜踊りってなに?

郡上踊りといえば徹夜踊りです。

毎年8月13日~8月16日の4日間に開催されるのが徹夜踊り。
20:00~翌4:00(または5:00)まで町中の一部が踊り会場となり、夜通し明け方までず~っと続きます。

でも実は郡上おどりはこの4日間だけの開催ではないんです。

郡上踊りは徹夜踊りだけではありません

郡上おどりの開催期間は3カ月

長っ!って思いますよねw
7月から始まり、9月頭でシーズンが終わります。

開催スケジュールは予め決まっていて、徹夜踊り以外は日ごとに会場が異なります。

驚くのはその開催日の多さ。
8月になるとほぼ毎日どこかしらでやっています。

どれだけ好きなのでしょうw

徹夜踊り以外の日は19:30~とか20:00~22:00とかいたって普通の盆踊りと変わらない時間帯で行われます。

郡上おどりの面白さ

個人的にはこの3つだと思っています。

・下駄の音が響く踊り
・盆踊りなのに軽快なリズム
・生唱&生演奏

この郡上八幡の郡上おどりが開催される地域は国の重要伝統的建造物保存地区の選定を受けた、歴史風致地域です。

名城と言われる「郡上八幡城」のふもと、今なお時が止まったような美しい古い町並みで夜明かし踊り続ける様は、唯一無二の日本の夏の風景かもしれません。

そんな町に下駄の音が良く似合います。

郡上おどりには「踊り下駄」と呼ばれる2歯の下駄があり、みんなその下駄を履いて踊ります。
踊りの中にはよく蹴りあげるような動作があり、徹夜踊りは下がアスファルトのため、何万人の下駄の音がよく響きます。

そのお囃子や唱はすべて生。

小さい櫓に数人の三味線や笛のお囃子さんが演奏し、マイクを持った唱い手さんが交代で歌います。

生演奏なので、たまにテンポアップして踊り手をあおります。
こんなことも郡上おどりならではです。

ちょっとはイメージつきましたか?
ぜひ参加してみたいと思ったらさっそく準備を!

徹夜踊りの参加のための事前準備

郡上八幡の町
さて、行くと決めたら即行動です。

・行く日を決める
・宿を取る

まずはこれです。

徹夜踊りは日本中が休みに入るお盆の真っただ中

宿はもちろん、新幹線などを利用する場合は早めの手配をしましょう。

私は最初行ったとき、決めるのが遅くてかなり踊り会場から遠い宿になってしまいました。
地元の友人が宿まで送ってくれたので、助かりましたが基本的に公共の足はありません

計画は入念にしてくださいね。

宿はとったほうが◎

続きになりますが、公共の足もなければ、重要文化財として保存地域になっている町です。
時間をつぶせる24時間営業の場所などはありません。

しかも夜通し踊れば汗もびっしょり。

お風呂にも入って着替えたいですよね。

お祭り期間として料金は高くなりますが、宿はなるべく踊り会場近くをとることをおススメします。

「どうせ寝ないのなら」と思う人もいるようですが、朝5:00に踊りが終わってから始発の交通が動くまでの時間は相当長く、飲食できたり遊んだりするようなお店はありません。
コンビニすらありませんので、宿をとらないのであれば十分に注意してくださいね。
また、荷物も観光協会の裏手のコインロッカーしかないので、そこが埋まってしまったら荷物預け場所の確保すら難しくなってしまいます。

徹夜踊り会場は郡上八幡観光協会の建物から西方向へ2分ほどの十字路付近です。

高速バスなどの発着所になっている「郡上八幡城下町プラザ」の近くの宿であれば確実ですが、小さい宿が多く取れない場合も。
その場合は多少遠くでも仕方ありません。ただ、徹夜踊りのときの送迎があるかどうかだけは事前確認しておいた方が安心です。

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現地に車で行く方は、徹夜踊り会場付近は当日夕方くらいから交通規制がかかります
早めの現地入りを。高速バスを使う方も同様です。でないと、かなり遠いバス停から歩く羽目に。。。

浴衣の着付け

踊りに服装の制限はありません。
ただ、圧倒的に浴衣で踊る人が多いです。
男女問わず、みんな浴衣に下駄ですね。
これは関東の盆踊りではみられない光景かもしれません。

浴衣は旅館によっては貸出していますが、持って行くと着付けをしてくれるところがけっこうあります。
(旅館の場合は男性用は少ないかもしれません)
着付け料金は1,500~2,000円。着くずれも500円程度で直してくれます

着付けの予約は事前にしておいたほうが安心。
どこで着付け受付してくれるか、観光協会に問合わせしてみてください。

私は毎回浴衣を持って行って着つけてもらいます。
自分でも着れますが、着付けの方も踊りで着崩れるポイントを知っているので、夜通し踊っても着くずれしません。
また、踊りやすい丈に合わせてくれるのもうれしいです。

踊り下駄

郡上踊り下駄

郡上おどりの踊り下駄

町中にいくつか下駄屋さんがあります。

土台のサイズを選び、好みの鼻緒を選ぶと20分程度ですげてくれます
郡上おどりの下駄は形が決まっています。削れにくいように固いヒノキをくり抜いた2歯。

これがなんともいい音がします。

料金は鼻緒によって異なりますが、安いものなら2,000円前後で作れます

夕方になると混んできますので、日中早めに作るのをおススメします。

最近の浴衣用の下駄は底にゴムが貼ってありますが、郡上おどりには不向きです。
蹴りあげる踊りが多いので、すぐにはがれたり、すり減ってしまいます。

どうせなら思い切り下駄を鳴らしながら踊ってみては?

準備が整ったらいざ本番です!

徹夜踊りの楽しみ方

「郡上おどりの参加方法って?」
今まで一番多く聞かれた質問です。

「参加方法?」

阿波踊りと違って見せるパフォーマンスではありません。

踊りの輪にポンっと入るだけです

「横入りするな!」と怒る人などいません。

みんな踊りたいときに輪に入り、休みたい時に抜けるだけです。

お祭りです。
なにも気負うことはありませんよ。

でもなんとなく気持ちは分かります。私もそうでしたから。

不安の方のための前情報です。

郡上おどりの踊りかた

郡上おどりの曲は10曲。
そのうち「古調かわさき」は最初のみで、「まつさか」という曲はその日のラストのみ。
結局のところ、残り8曲がメインとなります。

うち特に頻度の高いものは以下7つ。

  • かわさき
  • 春駒
  • 三百
  • やっちく
  • さわぎ
  • げんげんばらばら

その日の課題曲があり、それの頻度は高くなります。
その課題曲のときは保存会の皆さまが目を光らせ、「この人の踊りはいい!」と思った人に免許皆伝と記した木の札を渡します。
受け取った人は、それと引き換えに「郡上おどり免状」が授与されます。
名誉なことですよ。

踊りかたは周りをうかがいながら見よう見まねで踊っていれば自然覚えます。
「それじゃ楽しめない」という方は動画サイトもあるので、予習してください。

これじゃわからない!

という方は、郡上八幡観光協会で500円で時間ごとにレクチャーをしてくれます

1回につき2曲ずつ。1日3回あるので全部受ければ6曲マスターできます

そのためにはかなり早めに現地入りしないとですが、、、。

東京で郡上おどりが踊れる?

実は東京でも毎年6月に郡上おどりが開催されています。

場所は青山 秩父宮ラグビー場駐車場です。

土地の物産販売も行い、毎年盛り上がるそうです。
私は行ったことがないのですが。。。
※新型コロナウィルス感染拡大対策により2020年より中止が続いています。

保存会の方もいらっしゃるので、もちろん踊り方も習えます。

ちなみになぜ東京青山で?と思うかもしれません。

郡上八幡には「郡上八幡城」という名城があるのですが、13代城主青山幸道より7代青山家が城主を務めたとされています。
当時、江戸には青山藩邸があり、その土地が現在の港区青山になったという説から、郡上踊りはこの場所でプレ開催されるようになったようです。

美しい城下町で清流の流れる小さな町で熱く盛り上がる郡上おどり。
郡上の水は本当に美味しく、日本名水百選の1号がここ郡上八幡です

私が驚いたのは、酔っぱらって場を乱すような人が本当にいないんですよね。

当然みんなお酒は入っているのですが、楽しくまじめに踊りを楽しむ一体感が生まれるんです。

観光客も保存会の方も地元の方も近隣の県在住の方も一夜で3万人が夜通し踊りあかします
ぜひ私がみなさんに体験していただきたい日本のお祭りのひとつです。

東京開催のものはわかりませんが、現地の徹夜踊りは雨天決行です。
私は経験ありませんが、かなり盛り上がるそうですよ。

天気悪そうと思っても、ぜひ参加してくださいね。

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