初めての歌舞伎座 食事やお土産有効的に楽しむ

歌舞伎座

歌舞伎座は芝居を観るほかにも楽しみがいっぱい。

開演ぎりぎりに到着するなんて、もったいなさすぎます!

今回は私の歌舞伎座の一日をご紹介。
歌舞伎座での時間はなるべく並んだりしないようにしています。

初めての歌舞伎座、食事はどうするのか、お土産などはどこで買う?
その他時間を有効的に使うためのコツをご紹介!

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食事はどうするか決める

歌舞伎は昼の部にしても、夜の部にしても幕と幕の間に「幕間(まくあい)」というものがあり、これはいわゆる休憩時間です。
大体10分くらいなのですが、一回だけ少し長めの幕間があります。時間は25~30分。これは食事タイムです。

私は必ずお弁当は歌舞伎座の外で買ってから入場します。

理由は2つ。
1つは値段が高いから。2つ目は休憩時間を有効に使いたいからです。
豪華な食事を頼んでもゆっくりする時間はありません。トイレも済ませたいし、売店で買い物もしたいし。

歌舞伎は普通の芝居と違って観客席で飲食が可能です(ただし上演中音を出すのはNG!)

歌舞伎座内には3カ所の食事処と喫茶があり、豪華な食事をいただくなら3階「東京吉兆」、しっかり食事をするなら3階「花篭(はなかご)」と2階「鳳(おおとり)」。お茶を飲むなら1階の喫茶室「檜(ひのき)があります。食事は「花篭」で大体2,500円~3,500円くらい。高いものだと6,000円くらいします。

歌舞伎座の食事

出典:歌舞伎座

また、自席用のお弁当もあります。(桟敷席のお客さまには専用のお弁当もあります。)
食事処で食事をしたい方は、歌舞伎座のホームぺージでの事前予約や入場時に予約を取る必要があります。

歌舞伎座内では2,000円前後(要予約)のちょっと高めのお弁当しか販売していないので、手ごろに済ませたければ入場前に買ってきましょう。
特に必要ない方はもちろん、なくてもOKです。

歌舞伎座の地下(地下鉄直通のフロア)には「木挽町広場」という買い物を楽しめるスペースがあります。
東京メトロ浅草線の改札に直結している広場です。
外から行くなら歌舞伎座横「歌舞伎稲荷神社」脇のエスカレーター下ったところ。

その広場一角に専門のお弁当屋がありますし、コンビニもあります。
歌舞伎座近くには三越百貨店もあるのでデパ地下で調達してもいいですね。
(私はいつもここで買います)

買うときは客席で食べやすいサイズのものを選んでくださいね。
ついでに言うと、飲み物も買って入ったほうが安くつきますよ。

余談ですが「幕の内弁当」という名は、この幕間に食べるこのお弁当が語源です。

お手洗いは食事の前にすます

30分の休憩。当然食事が終わるとみんなトイレに直行します。
当然、休憩後半になるとトイレは長蛇の列

歌舞伎座のトイレは入り口と出口が違うため、効率的に進むようになっていますがそれでもかなりの混雑に。

できれば食事の前にすませ、食事が終わったら売店に行くくらいのゆとりがある方がいいですね。

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お土産は事前にチェック!

歌舞伎座で歌舞伎関連グッズを買えるのは3カ所。
地下2階の「木挽町広場」、歌舞伎座タワー内5階「楽座」、歌舞伎座内ショップ。

「木挽町広場」
食べ物から小物までぶらぶら出店を眺めるだけで楽しくなる場所ですね。
中には歌舞伎座限定のものも。
早めに到着して色々探すのがおススメ。開場直前はかなり混みます。
また、夜の部公演後はもう閉まっているので、注意してくださいね。

「楽座」
小さなショップですが、歌舞伎関連グッズを買うならココ!
DVDや書籍をはじめ、歌舞伎役者関連グッズなども豊富。
こちらも夜の部が終わるころには閉店されるので、寄りたいなら早めの時間帯に。

歌舞伎座タワーは歌舞伎座の劇場からではなく、木挽町広場からエレベーターか、昭和通り沿い入り口から入ります。

「歌舞伎座内ショップ」
前の歌舞伎座はその月の演目により出店も変わっていて、とても毎回楽しみだったのですが、今の歌舞伎座のショップは、お土産にはいいかもしれませんが、特に変わり映えはしないグッズばかりです。
3階フロアにも少しありますので、時間があれば観てみてください。
ちなみに歌舞伎座名物「めでたい焼き」はいつも人気です。

歌舞伎座の一日の段取り

歌舞伎座は昼夜、平日休日問わずにけっこうな混雑になります。

都度行列に並んでは時間がもったいないです。
割と有効的な歌舞伎座での段取りの一例をご紹介します。
※あくまで私の見解なので、ご自身で歌舞伎座に行くたびに工夫してくださいね。

1. お弁当を調達

2. 開場前(開演前ではありません)40分ほど前に歌舞伎座到着。

3. チケット発券
 (発券機は入り口横と、地下の木挽町広場にあります。「購入番号」とカードの登録電話番号の入力が必要になります。

4. 木挽町広場または歌舞伎座タワーのショップで買い物

5. 開場10分前までにイヤホンガイドを借りる。
 (初心者にはおススメです。歌舞伎座前でも受付していますが、並びます。)

6. 開場したら即入場。さっそくトイレをすます。

7. 30分の幕間は即トイレ。その後自席でお弁当。

8. イヤホンガイドの返却はなるべくメイン入り口より離れたところで。

以上の段取りで一日歌舞伎座を楽しんでいます。
基本、帰りのイヤホンガイド返却以外は並ぶことはほとんどありません。

初めての歌舞伎座、ぜひ有効的に味わいつくしてくださいね。

まとめ:歌舞伎座プチトリビア

歌舞伎座前ではいつでも撮影大会になっています。
誰もが歌舞伎座を一生懸命あおいで撮影しているのですが、ふと目を下に移すと下のような演目のワンシーンを切り取った絵がならんでいるのに気づくはずです。
大抵は昼夜それぞれ3幕づつあるので計6枚並んでいます。

歌舞伎演目

これ、実は「手描き」なのです。

歌舞伎は何度も同じ演目を繰り返し上演されるので、使いまわしかと思いきや、毎度描き直しているそうです。

女性の絵師さんなのですが、かなり高齢ということもあり、最近は美大生などのアシスタントも加わって描かれているそうです。

その月のみの貴重な絵画。
ぜひちゃんと見ていただければと思います。

職人技に驚きませんか?

そのほか、歌舞伎座には楽しみどころが満載。
自分なりの楽しみ方をどんどん発見していきたいです。

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