東京の寄席に行こう 初めての方も安心の寄席の楽しみ方

寄席の楽しみ方

思い立つと寄席に足を運びます。

東京に住んでいるので、寄席は身近であり、本当に気軽に楽しめる娯楽のひとつです。
次の連休、1日空いてるな、と思ったら寄席のスケジュールをチェックします。

寄席の歴史は古く、2019年のNHK大河ドラマでも当時の寄席の風景が描かれていますよね。

現代だからこそ、こんな娯楽の場を楽しみたい。
寄席に行ったことのない人も安心の寄席へのご案内です。

一度行ったら病みつきになるかも。

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寄席の仕組みを知る

寄席とはどんなとこ?私も最初行ったときは知らなかった寄席の基本のキの話です。

寄席ってどこにある?

東京の寄席は4カ所

  • 新宿末広亭(新宿)
  • 池袋演芸場(池袋)
  • 浅草演芸ホール(浅草)
  • 鈴本演芸場(上野)

そのほか、上野「お江戸上野広小路亭」、三越前「お江戸日本橋亭」、半蔵門「国立演芸場」などがありますが、寄席以外は落語が中心となっています。

寄席っていつやっている?

基本、365日行われています。
そう、お盆や元旦もやっているんです。

ただし新春寄席といってちょっと特別な公演になります。

基本的には「昼の部」「夜の部」の1日2部制になっていて、出演者も変わります。
1ヶ月のうち「上席」「中席」「下席」と分かれています。大体10日間くらいですね。
10日ごとに出演者が昼の部も夜の部も変わります。

寄席は落語だけではない

寄席と言うと、落語のイメージがありますが、漫談や講談、マジックや曲芸などもあります
(高座というのは寄席で落語の一席を指しますが)

席はすべて自由席

席は基本的な公演を除いてすべて自由席です。
新宿末広亭では椅子席のほか、畳の座敷席もあります。

出演者は落語協会か落語芸術協会の芸人

立川流や円楽一門の噺家さんなどは寄席には出ません。

上野鈴本演芸場では落語協会のみ、その他3つの寄席では落語協会・落語芸術協会の芸人が出演します。

もしテレビなどで「この人の噺が聞きたい」と思っても上記2協会以外の所属の場合は寄席に出ませんので、その場合は他の演芸場か独演会をチェックしてみてくださいね。

また、東京の寄席には江戸落語の噺家さんがメインで出演します。

上方落語が聞きたい方は独演会※などをチェックしてください。

※独演会とは、噺家さんの独自の公演。他に出演者もいる場合がありますが、その噺家さんの話が2~3話たっぷり聴けるので、贔屓の噺家さんがいる場合はぜひチケットゲットして行ってみてください。

昼夜入れ替えなしの場合も?!

どの寄席も昼の部・夜の部と分かれています。
ただ、新宿末広亭などは昼夜入れ替えナシという場合も多く、昼から夜まで1日楽しめます。

ただし一旦出てしまうと再入場できません

夜までいるぞ!という場合は飲食十分確保して入場してくださいね。
(新宿末広亭はアルコール禁止です)

いざ寄席に行こう

ざっくりと寄席のイメージ湧きましたか?
では早速寄席にGOです。

下準備はほとんど不要なのですが、あえて言えば出演者は事前チェックすることをおススメします!

出演者を各寄席のホームページでチェック

お目当ての芸人さんがいるなら出演するかどうか、各寄席のホームページをチェックします。
芸人さんの公式ホームページに出演予定スケジュールなども公開されているので、それもあわせてチェックしてみてください。

期間中は基本毎日出演者は変わりませんが、そこは生です。
期間中この日とこの日は代役という場合も。

お目当ての噺家さんがいない日に行ってしまったらがっかりです。
入念に確認してくださいね。

また、主任(トリ)が誰かもチェック。

その主任の人気度で席取りの心構えも違ってくるので、ここは要確認です。

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開場前には並ぶ

一部、平日の昼の部などの前売りが発売されている場合がありますが、それも席の確保のものではありません。
基本的に寄席は当日「木戸銭」という入場料をその場で買って、入場した人から席を取っていきます。

予約は特別な限りできません。

なので、開場30分前までには並ぶことをおススメします
特にトリ(主任)が人気の噺家さんだと、1時間前にはすでに長蛇の列になっている場合も

私が経験した中で一番すごかったのは、笑点でもお馴染みの亡くなった歌丸師匠がトリを務めた回。
開場1時間半前に到着したのですが、すでに長蛇の列でぎりぎり座れました。
(寄席には立ち見もあります)

寄席の立ち見はけっこうキツイです。長丁場なので。
ここはがんばって席は確保してくださいね。

あっという間の4時間

中入りという休憩以外は基本どんどん演目はすすんでいきます。

前座からはじまり、どんどんベテランになっていきます。
ひとつの演目の持ち時間は大体15分。主任(トリ)が30分となります。

途中入場と途中退出は自由ですが、一度寄席を出ると再入場はできません。
小さな売店もありますが、お弁当や飲み物などは事前に用意しておいたほうがいいかと思います。

中には参加できる場合も

マジックや紙切りなどは客が参加できる場合もあります。

紙切りってご存知ですか?

下書きなく、その場でコピー用紙にはさみを入れて、いろいろな絵を創り出すんです。
さらに客から「お題」を要求されます。

客席からは常連が様々な「お題」を大声で叫び、そのお題にそって切り絵を即興で作成します。
本当にすごいんですよ。
私は落語以外に紙切りが好きです。

出来上がった絵はそのお題を出した方が直接いただけるシステムになっています。
ぜひチャレンジしてみてください。(かなり勇気いりますが)

東京寄席アクセス

【新宿末広亭】
住所:新宿区新宿3-6-12
東京メトロ丸ノ内線 「新宿三丁目駅」B2出口徒歩3分

【上野鈴本演芸場】
住所:台東区上野2-7
JR上野駅・御徒町駅徒歩5分

【浅草演芸ホール】
住所:台東区浅草1-43-12
東京メトロ銀座線田原町駅3番出口より徒歩5分

【池袋演芸場】
住所:豊島区西池袋1-23-1
池袋駅から徒歩3分

寄席でのマナー

繰り返しになりますが、寄席によってアルコール禁止のところがあります。

また、新宿末広亭は昭和初期に建てられた昔の風情そのままの重要文化財指定の建造物です。
思わず内部も撮影したくなってしまいますが、会場内は撮影禁止です。
(外観はOK)

初めて行く方は舞台との距離の近さにも驚くかもしれません。
いうまでもなく、寄席はライブです。
よって客席の様子は出演者の芸人さんにも良く分かるそうです。

音を立てての飲食や、いつぐずるか分からない新生児を連れていくのは避けてください。

途中赤ちゃんが泣き出したり、観客のひとりの携帯が鳴って噺を中断した噺家さんもいました。

寄席は気軽に行ける娯楽の場ですが、行く側には最低限のマナーが必要と個人的に思っています。

まとめ:寄席の魅力

寄席の魅力は何と言っても安い木戸銭でライブの笑いがたのしめることです。
特にお目当ての噺家さんがいなくても寄席に通っているうちに見つかります。

落語とは不思議なもので、同じ噺を聞いても噺家さんによって面白さがちがってきます。

テレビもラジオもなかった江戸時代に作られた小話が現代もそんなに面白いかというと、そんなわけないですよね。
おそらく文字で読めばくすりとも笑わないでしょう。

でも寄席ではずっと笑いが絶えません。

大の大人が皆大声で笑っている不思議な空間です。

そして寄席を後にするときはきまって「よく笑ったな~」と誰もが満足して帰っていきます。
笑いのツボがみな違うはずなのに、ホント不思議ですよね。

ぜひこの感覚、一度味わってみてください。

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