日本の陶器市は大体がGWか10~11月くらいに開催されるなか、愛知県「せともの祭」は毎年9月第2土曜、日曜に開催されます。
せともの祭とは「せともの」の語源「瀬戸焼」の陶器市。
夏休み明けすぐで人混みに行きたくない!
という方もいらっしゃるかもしれませんが、品質確かな瀬戸焼が3~5割引きで買えちゃうんですよ。
そんなせともの祭2019年の開催情報です。
第87回せともの祭2019の開催情報
2019年のせともの祭の概要です。
時間:14日9:00~20:00
15日9:00~19:00
場所:名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」周辺及び瀬戸市内
出店数:約200
問合せ:0561-85-2730(瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会)
初日は花火大会もあるのでこちらも必見。
夏の名残りが残る9月初旬にぜひ楽しんでください。
開催日:2019年9月14日(土)
時間:19:00~19:40※14日雨天の場合は、9月15日18:30~19:00
約800発の花火があがります。
駐車場はありますが、限りがあります。
名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅下車。徒歩すぐ。
公共交通の利用をおススメします。
名古屋駅から大体45~50分です。
車なら
- 東海環状自動車道「せと赤津IC」より約10分
- 東海環状自動車道「せと品野IC」より約15分
- 名古屋瀬戸道路「長久手IC」(東名高速道路日進JCT経由)より約15分
毎年2日間で45万人が来場する日本でも最大級の陶器市です。
瀬戸焼が通常の3~5割引きで買えます。
瀬戸焼の特徴
瀬戸焼は陶磁器の総称「せともの」という語源にもなった通り、古い歴史があります。
その歴史は1,000年以上。
中世以前から栄え、現在も続いている陶器の産地「日本六古窯(にほんろっこよう)」のひとつでもあります。
有田で染付を学んだ加藤民吉により、磁器の制作が始まりました。
そう、瀬戸焼は陶器・磁器両方作成されているのです。
両方作成されている産地は愛知瀬戸焼と岐阜の美濃焼などです。
これは瀬戸に上質の陶土と陶石が大量に見つかったからとも言われています。
やきものの産地としては非常に恵まれた土地でもあるのです。
瀬戸焼の魅力
黄瀬戸や織部など古くからの技法の器も人気ですが、陶器・磁器と両方作成しているのでラインアップが豊富。
若手作家の作品や東京なので度々見かける器など個性あふれる器がいろいろ。
きっと好みのものが見つかるはずです。
室町時代ころは、茶の湯の隆盛に伴って瀬戸黒・志野・織部・黄瀬戸などの茶器が多く焼かれていましたが、江戸時代くらいには日常使いの馴染み深い器まで作られるようになりました。
アイテムにも幅があり、瀬戸焼はこういったところから今なお人気があります。
さいごに
陶器・磁器の総称が「せともの」となっただけあり、その規模は日本三大にも数えられる瀬戸焼。
くらしの器として、日常で使いたくなるものばかりです。
ぜひ一度、本場「せともの」をじっくり観てみてはどうでしょうか。
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