インスタで自分の作った料理をアップする方も多いと思いますが、意外と盲点なのが「器」。
料理の投稿の度に毎回同じ食器に盛り付けているのをよく見ます。
盛り付けはキレイなのにもったいない!といつも思ってしまいます。
料理は器次第で3割増しに!(きっぱり)
器はどう選ぶ?
器の選び方と使い方のポイントです。
映える器の選び方と使い方
料理の見栄えを左右するのは盛り付け方と器の使い方。
ではどんな器をどのように使えばいいのでしょうか。
器の組み合わせを考えてみます。
- 和食器と洋食器の使い分けを考える
- ひとつのプレートに小分けの器を配置する
- 器の色と食材の色を考える
など、シンプルな白い器にただ料理を盛るだけでなく、色々な組み合わせを考えみるのがワンパターンの脱却のひとつと言えそうです。
最近インスタ映えを意識されるためか、和食器の人気があがってきているようです。
陶器市のいくつかの窯元の出店舗では整理券がないと見ることもできないほど。
人気の理由はそのバリエーションの豊富さ。
和食器だから和食にしか使えないというのは間違い。
シンプルな陶器には洋食は良く合います。
また、大き目のプレートタイプの上に小さい小分け用の器をのせるなど、複数の器をうまく組み合わせるのも手。
普段別にしているつけ合わせや薬味、ディップするソースなどを入れた小皿などを料理を盛った皿の上に一緒にのせてしまうのです。
アクセントになります。
また、料理の色と対照的な色の強い器を使うのもいいですね。
買うときにちょっと勇気がいりますが、使ってみると案外映えることに気づきます。
料理の中にアクセントを入れようとしがちですが、器自体がアクセントの役割を果たします。
インパクトのある器を使うと写真を撮るときに全体がしまります。
なかなか白い器から脱却できない、という方はまずは黒からスタートさせてみてはどうでしょうか。
色い器を使ったときと比較しやすいですし、黒い器は意外と使い勝手もよいので重宝しますよ。
日常使いの器を選ぶポイント
インスタ映えを気にして普段使わない食器を買うのは本末転倒。
まずは日常使いするにあたってどういったことに気をつければいいのでしょうか。
これを意識すれば、白無地の食器依存から脱却できるはず。
盛り付ける料理をイメージする
どんな料理を作ることが多いですか?
具体的なメニューでなく、ざっくりと炒め物を大皿に盛ることが多いとか、多めに煮物を作るとか、つまみ系のモノを小皿に盛るとか。
人によって驚くほどその傾向が異なります。
よって、「自分はどんな料理を作ることが多いか」という傾向を思い出し、それにはどのくらいの大きさの皿が必要か、さらにそれらの料理にはどういったデザイン色がいいのかイメージします。
私個人の失敗談としては「器そのもののデザイン」で決めてしまい、意外と自分の家での食事には使用シーンがないことが、、。
それは色だけでなく、形・大きさも含めてです。
器の大きさは購入する上でかなり重要なポイントとなると思っています。
お店で好みの器に出会ったら、「これにどんな料理を盛りつけようか。」と考えてください。
自分の作る料理の中で、合うものがなければやめます。
イメージできないという方は、参考になりそうな方のインスタ画像を見てみるか、レシピ本・レシピサイトを見て盛り付け例の写真を参考にしてみてはどうでしょうか。
ただし、レシピサイトやレシピ本は料理がメインなので、あまり器とのコントラストや全体的な見映えは二の次となっています。
収納を考える
しまいやすく、取り出しやすいように収納ができなければ、結局出し入れが面倒になり、使わなくなってしまいます。
家にある食器棚のどこにどのようにしまっていけばいいのか、事前に頭の中でシミュレーションしておきましょう。
私はそれを考えずに買いこみ、入りきらなくなったので泣く泣く古い食器を捨てたこともあります。
みなさまもご注意くださいね。
迷ったらまずは陶器の黒っぽい器にチャレンジしてみてください。
そこから組み合わせる器を増やしていけばいいかと思います。
またおススメは磁器の染付。青一色で描かれた和食器にも洋食器にもある様式です。
白地に青い染付は一見つまらなく見えがちですが、これが盛るものによってかなり雰囲気を変えます。
ぜひラインアップに加えたい逸品ですね。
始めは無地から揃えていくのがいいと思いますが、染付は料理を選びませんので、好みがあれば「買い」です。
選ぶ時に気をつけたいポイント
お店にずらりと並ぶ器。ぜったいこんな使い方しないと思っても、店頭で素敵にディスプレイされた器を見るとつい「一式」欲しくなってしまいます。
そんなときは自分のレパートリーを良く思い出してくださいね。
一品料理だけをターゲットにしない
どうしても気に行った器を見つけると「あの料理をこの器に盛ると、見映えがよくなる」と走りがちになりますが、一度冷静になって、あの料理以外どんな使い方ができるかな、と考えてみましょう。
器そのもののデザインに惑わされない
雑貨のように器を選んでしまうと、意外と家に持ち帰ってから使わなくなってしまいます。
先に述べたように、料理を盛るという使用シーンをイメージできない器は、あなたにとって不要な器かもしれません。
器の画像だけをインスタにアップしたいのであればそれはそれでOKかもしれませんが、一度きりのことになってしまいますよね。
料理との組み合わせ次第で、面白くなる器を探しましょう。
レンジや食洗機OK?
特にこだわらない方はいいかもしれませんが、もし耐熱でないとという方はそのあたりは十分注意してください。
ただ、耐熱のものはかなり種類が限られます。
お皿は大きさ重視
冒頭でも述べましたが、お皿は特に使うお皿の大きさが家庭により決まってきます。
おススメは大体7寸~8寸(21cm~24cm)くらいのお皿。
一人分のメインのおかず用としても、2人くらいでシェアする料理にも使えます。
最後に
私も器好きながら盛り付けがヘタでなかなかインスタ映えするような料理画像が撮れないのですが、他のサイトやSNSにアップしている方の画像を見ているととても勉強になります。
白い無地皿ばかりではちょっと残念。
思い切って器とのコラボに挑戦してみてください。
インスタにアップするには、あとはランチョンマットなどのファブリックを上手く利用してくださいね。
少しずつ器を試してみると自分の好みがわかったり、「意外とこんな器にこの料理が合うんだ」などが分かってきます。
そうなると器の魅力にすっかりはまってしまうのですが、料理画像をSNSにアップするなら器のセレクトは不可欠です。
格安の食器も良く見かけますが、まずは作り手の思いの伝わる器を見てみては。
きっとそこでしかない出会いがあるはずです。
器を楽しんでもらえたらうれしいです。
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