成人式の振袖はいつ決める?選び方は?

成人式の振袖はいつ決める?選び方は?

成人式の振袖、いつ決めるのがベストタイミングだと思いますか?
近年、成人式が取りやめになったりしますが、写真くらいは記念に撮りたいもの。

では実際買う?借りる?まずはそこからですね。
それぞれのメリット、デメリットとそれぞれの決めるタイミングをご紹介。

まだまだ先の話とのんびりしていると後悔することに!

3年先に成人式の予定のある方は要チェックです。
2年先という方、急いでくださいね!

特に成人年齢が引き下げられた2023年の成人式は18歳、19歳も対象です!
お急ぎを!

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成人式の振袖選ぶ時期

実は年々早まっているという成人式の振袖選び。
ちょっと前までは1~1年半に決めるのが当たり前でしたが、最近は2年、できれば3年には決めるのが望ましいとされているようです。

レンタルの選ぶ時期

レンタルの場合、着付けやヘアメイクなどの予約も合わせてできたりするので、希望の時間帯も早め予約ができます。
希望の時間が取れないと、朝方3時・4時に着付け開始ということにもあり得るようです。

これはできるだけ避けたいですよね。

急遽成人年齢が引き下げられた2022年。
成人式まで1年切ってる?!と焦る方も多いはず。

レンタルの場合、一般的にその年の成人式が終わるころ、1~3月とも言われています。
一番予約が入っていない時期なので、種類が多いからです。

販売店やレンタル店も成人式が終わるとすぐに、翌年や翌々年の成人式に向けてのレンタルや販売を始めますので一度その時期に下見に行くのもいいですね。

この記事を読んでいただいている時期、「間に合わない!」と思っている方は安心。
新作は夏の終わり、8~9月に出ることが多いのでこの時期がねらい目です。

購入の時期

購入の場合も同じこと。
早く買わないと反物がなくなっちゃうなんてことはありませんが、毎年成人式はあるため、仕立てに込み合う時期は重なるもの。

大体仕立てには3か月かかると言われていますが、これも時期によって大きく異なります。
また、前撮りしたい場合はさらにその予約タイミングに合わせて早め計画を立ててください。

結局、レンタルの場合も仕立ての場合も成人式の2年前くらいが決めるタイミングと言えそうです。
成人が18歳になった現在、高校入学と同時に成人式の振袖は考えないとならないことになりますね。

買う?レンタル?メリットとデメリット

では決めるタイミングが分ったところで、買うかレンタルか。悩む方も多いかと思います。

一生に一度の成人式。
せっかくなら作りたいという方もいらっしゃると思います。

しかしレンタルと比較するとその価格はかなり異なります。
振袖の素材や仕立て・プレタ(仕立て上がり)などによっても変わりますが、購入すると大体振袖単体で25万円~40万円と言われています。

レンタルの場合は5~20万円ほど。
ここには帯なども含まれる場合もあります。

せっかく購入しても成人式が終わってから着る機会となると大学の卒業式と友人の結婚式くらい。
振袖は着物の中でも特殊なので本当に着回しが効かないのが難点です。

レンタルの場合のメリットとデメリット

レンタルの最大のメリットは安くすむことと、成人式が終わったらもう手入れは不要となります。
借りても結構高い場合がありますが、帯など着付けに必要になるものが料金に含まれていることもあるので、購入するものは最低限ですみます。

また、ヘアメイクなどもセット料金になる場合があるので、着付けの予約を別途取らなくて澄む場合も。

ただ、レンタルの多くは標準体型に合わせて作られています。

身長が高い方・反対に平均より低い方、またふくよかな方などは合わない場合もあるのでそこはお店にサイズがあるかどうか確認してください。
選択肢はかなり少なくなる可能性があります。

着物ってサイズが無いように思われますが、ごまかしが効かないのでサイズの合わない着物を着るとかなり着られた感じになってしまいます。

着姿に影響が出るのでサイズが合っているのは必須です。
メリットとデメリットをまとめておきます。

・料金が安い
・ヘアメイクや帯などがセットになっている場合が多い
・クリーニングや管理をしなくて済む
・流行りの振袖が着られる

・サイズが合わない場合がある
・帯も含め、似合う色・好みのものが見つからない場合も
・インクジェットなどの生地のもの(本来の着物地でないもの)が多いため少し安っぽく見える

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購入の場合のメリットとデメリット

やはり振袖は購入したいというもいらっしゃるかと思います。
最大のメリットは自分ならでは一着が作れること。

プレタの場合もありますが、自分に合った仕立てにするとその着姿は格段にきれいになります。

当然合わせる帯も選び放題なので納得のいく振袖セットが揃えられます。

でもすべてを揃えなくてはならなく、それはヘアメイクや着付けも同じこと。
すべて抜け目なく自身で準備しないとなのでとても大変です。

値段だけでみると購入したほうが高いですが、成人式のあと友人の結婚式や大学の卒業式など複数回着るのであれば、購入のほうが経済的になります。

また、姉妹でシェアできたりちゃんとした着物であれば娘や孫など何代でも引き継げることができます。

・自分仕様・好みにできる
・成人式のあとも着ることができる
・本物の着物生地なら高級感がでる

・すべて自分で揃えないといけないので料金が高くなる
・クリーニングや管理などが必要になる

購入するかレンタルにするか、着物単体の価格だけでなく総合的にみて決めてください。

振袖を選ぶポイント

それぞれにメリット・デメリットはありますが、レンタルにしても購入にしても選ぶポイントはおさえておいてください。

振袖のベースの色

着物は形が同じなので、色によって顔映りが大きく変わります。
おススメは必ず第三者に見てもらうこと。

自分が好きなものを数点選び、必ずお店の方(できれば同伴の方)にどれが一番顔が映えるかをみてもらってください。

洋服でいつも着ている色も意外と着物となると似合わなく見える場合もあります。

「好きな色」だけで選ばないことがポイントです。

最近はパーソナルカラー診断なども取り入れる店があるので、そういったものを活用するのも手ですね。

振袖の柄

最近は価格を安く抑えられるように手染め(手描き)の本来の着物の反物でなく、インクジェットによるプリント生地で作られたものも出てきました。

手描きの場合は古典柄がほとんどですが、インクジェットのなるとモダンなデザインが多くなります。

ココは好みですが、手描きの着物ははやりインクジェットのものに比べると格段に高級感が増します。
インクジェットのプリント地はどうしてもカジュアルっぽくみえ、色の奥行きもないので柄が平面的に見えます。

インクジェットのものはレンタルでも購入用でも安くすみます。
ただ購入し成人式の後、また大学の卒業式でも着ることができますが、友人の結婚式などのフォーマルな場には不向きです。

購入の場合は成人式後も使いまわせる柄と格を考えて選んでください。

振袖を選ぶときの注意点

ざっと選ぶ順番からみていきます。

1.着物を選ぶ
 ↓
2.帯を選ぶ
 ↓
3.小物を選ぶ
 ↓
4.着付け・ヘアメイクの予約
 ↓
5.前撮りの場合はフォトスタジオの予約

レンタルの場合は1から4まで一度でできる場合があります。

購入の場合、着物も帯も仕立てとなると3~4カ月(時期により半年くらいかかることもあります)かかるので、前撮りのフォトスタジオ予約は余裕をもった時期に。

また、レンタルも購入も、着付けに必要な襦袢・小物類の用意も必要です。
レンタルにはどこまでセット内容に含まれていて、何を自分で準備しないとならないのかしっかり確認を。

購入の場合の注意点

すべてを単品で購入しないとならないので、まずは相場をリサーチし、平均どのくらいの値段なのか下調べしておきます。

そのうえで、用意しないといけないものリスト化します。
例:

  • 着物
  • 長襦袢(振袖用)
  • 半襟
  • 帯枕
  • 帯締め
  • 帯揚げ
  • 草履
  • 足袋
  • バッグ・髪留めなど
  • 着付け
  • ヘアメイク
  • フォトスタジオ(必要なら)

想定する予算を出し、もし大幅にオーバーするならどれかをレンタルにするなどしないと手当たり次第購入していくと、総額とんでもない金額になってしまうことに。

知り合いなどから借りられるもの、ショップから借りられるもの。
また、最近はリユースの着物ショップも多いので小物ならそういったところで購入するのも手です。

振袖は格の高い着物ですので草履などもその格に合わせないとなりません。

着物についてよく知らなければお店の方などとよく相談して決めてください。

また、着付けはどこで行うのかも当日の段取りを決めてから時間予約を。
着付けの場所まで着て行った服をどうするのかなど、細かいところをシミュレーションしておかないと、大変なことになります。

レンタルの場合の注意点

レンタルの場合はどこまでセット料金に入っていて、どこから自分で用意しないとならないのか事前に確認を。
下着類や草履や足袋など、着物には色々着付けに必要なものがあります。

着物と帯だけでは到底成り立ちません。

漏れがないよう、お店の方によく聞いて自身で準備しないといけないものをしっかりリスト化します。
もしオプションで借りられるようであれば借り、購入しないとならないのであればリユースの着物のショップなどを活用して予算を抑えましょう。

レンタルは価格を抑えられるのが一番のメリットです。

ショップによってセット内容が異なるので、よく比べてショップ選びをしてください。

また、レンタルは当然返却期限があります。
返却期限がいつまでなのかも事前にチェックを。

延長料金がかかっては、無駄な出費がかさむだけです。注意してくださいね。

購入にしてもレンタルにしてもなかなか悩むことも多いですが、その分楽しみも。
一生に一度の成人式。後悔のないよう準備は万全に!

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