虫除けなどひば油の使い方と万能すぎる効能

ヒバの効能

夏に悩まされるのがダニや蚊、ゴキブリといった害虫。
これらをそもそも生活空間に寄せ付けないためには?

おススメはヒバ油。
天然の油なので、気軽に安心してお使いになれます。

さらには虫除けだけではないスゴイ効能も!
ヒバ油の使い方のご紹介です。

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ヒバ油とは

木曽檜・秋田杉と並んで三大美林に指定されている青森ヒバ。
別名アスナロともいいます。

木が枯れても芯まで腐らないくらい耐久性・抗菌作用に優れ、最近は抽出オイルやヒバの木から作られるアイテムが注目されています。

世界遺産の平泉『中尊寺金色堂』も実はこのヒバの木が使われているそうで、900年たった今もほとんど腐食はみられないそうです。

ヒノキに似た香り

ヒバはアロマオイルになるほど香りが強い香木です。
その香りの元はヒノキチオールという成分で、当然ヒノキにも含まれているのですが実はヒバの方が含有量が多く、これがヒバ特有の香りと様々な効能があると言われています。

その香りは多少強いので好き嫌いはありますが、ヒノキチオールのαピネンという成分にはストレスの緩和やリラックス効果があることが実証されています。

ヒバ油の効能

さて、このヒバにはどんな効能があるのかというと、主に以下のようなものがあります。

  • 殺菌・抗菌効
  • 消臭効果
  • 防虫効果
  • 皮膚病の緩和
  • リラックス効果

すごいですよね。

一つずつ見ていきます。

1.ヒバの殺菌・抗菌効果

冒頭にも書きましたが、ヒバの木は枯死しても幹の芯まで腐ることはないといいます。
その抗菌作用はそれほど強いのです。

「ヒノチオール」「βドラブリン」の効果で、カビの発生も防ぎます。
私もヒバのまな板を使っていますが、黒ずみなどほとんど出ていません。

2.消臭効果

ヒバの成分には消臭効果もあるので、ヒバの木屑やチップなどを靴箱やクローゼットに入れておくと気になる匂いを取ってくれます。
生ゴミの匂い消しやさらに洗濯する際ヒバ油を数滴入れて衣服を洗うとしつこい匂いも除去できます。

3.防虫効果

ヒバの香りは虫を寄せ付けません。
夏の時期の害虫蚊やゴキブリ、ダニなど生活において遠ざけたい虫を遠ざけてくれます。

防虫のためのヒバの使い方はこの後ご紹介します。

4.皮膚病の緩和

皮膚にもやさしく、水虫などにも効果的と言われています。
治療薬としてというより、殺菌効果による効能と考えられています。

5.リラックス効果

これはヒノキチオールの香りにリラックス・ストレス緩和に効果的。
リラックス効果を得たい場合にはアロマとして、入浴の際湯船にヒバ油を入れたり、枕元にヒバのチップなどを置いたりすることをおススメします。

6.保湿効果

ヒバから採れたヒバ油には保湿効果もあるので、湯船にいれたりすると乾燥肌の改善効果が期待できます。
リラックス効果もあるので一石二鳥ですね。

ただしヒバ油原液は純度が高いので直接肌に塗布するのはNG。
肌につけたい場合は専門店でそれ用のオイルを購入してください。

これだけ優れた効能をもったヒバ。
一番使い勝手がよいのはヒバ油で作った「ヒバ油スプレー」。

簡単に作れ、匂いの気になるところや虫をシャットアウトしたいところなどシュッと一吹き。
当然自然素材なので赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心してお使いになれますよ。

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ヒバ油スプレーの作り方

ヒバ油スプレー

作り方はカンタン!

【用意するもの】
ヒバ油
無水エタノール
精製水(水道水でも可能)
スプレーボトル(アルコールOKの素材のもの)

【作り方】
1、エタノールと水を1:4の割合でボトルに入れます
2、1にヒバ油を10滴ほど入れてボトルに入れて振り、混ぜ合わせます。

これを気になるところにふきつけるだけ。
もし使いたい場所にアルコールが使えない場合は無水エタノールを入れずに使ってください。

ヒバ油使い方

具体的な使い方のご紹介です。

【虫除け】
防虫したい場合は網戸やカーテン、ベビーカーには直接ふりかけ、シンクや玄関のゴキブリ対策なら何かにヒバ油スプレーを吹きかけて含ませ、それを置いてください。

おススメは重曹。
私はヒバ油を直接重曹に混ぜていますが、容器に重曹を入れ、ヒバ油スプレーを吹きかけるだけ。

ヒバを使った除湿剤の記事でも書きましたが、重曹を使うと防虫・防カビ・除湿効果があるので一石三丁くらいの万能アイテムに。

作り方はカンタン。
プラスチックやガラス瓶、陶器の器などに重曹を7分目くらいまで入れ、ヒバ油やヒバ油スプレーをかけて重曹に混ぜるだけ。
その上にガーゼなどの布をかぶせ、ゴムや紐で口をしばります。

私は下駄箱・シンクの下などに置いています。

【消臭】
下駄箱などには上記で紹介した重曹を入れた容器にヒバ油スプレーをふりかけ、それを置く方法。
生ゴミやトイレなどには直接匂いの元にスプレーを吹きかけます。

衣服の消臭はシミにならないよう、少し離れたところからふりかけてください。

そのほかベッドや車のシートなどの消臭にも使えます。

【カビ防止】
浴室などの水回りなどカビの発生しやすいとこころに定期的にふりかけます。

【体臭の消臭】
おススメは湯船にヒバ油原液を数滴垂らして入浴。
アロマ効果もあるので、気分もリラックスできます。

安心の天然防虫・防カビ・消臭剤 青森ヒバ

ヒバ油以外のヒバアイテム

クローゼットや下駄箱の消臭やダニ・カビ予防をするならヒバチップがおススメです。
布などに包んで引き出しや靴の中に入れるだけ。

消臭・防虫・防カビ予防にはヒバの香りが必要です。

ヒバチップの匂いが飛んでしまったらヒバ油をかけて香りを復活させてください。

部屋の消臭などに使いたい場合はアロマ用のエッセンシャルオイルが市販されているので、それをアロマディフューザーなどで噴霧してください。

ヒバのまな板やすのこは抗菌・カビ予防効果あるのでこちらもおススメです。

最近人気のヒバ。
専門店があるので、そこで購入できます。

まずは少量のオイルを濃度を薄くして使うこともいいですね。
いくら高い殺菌効果・消臭効果があるといっても、香りの好き嫌いはあります。

駄目な方にとってはかえってストレスなので、使用をやめてください。

ヒバ油の使用上の注意

ヒバの精油は純度が高いため直接肌には使用しないでください
また、自然素材ですが、妊婦さんや乳児の使用は避けたほうがよいそうです。

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