消臭効果を高める炭の使い方

消臭のための炭

炭に消臭効果があることはもう知られていますが、
その使い方本当にあっていますか?

炭には種類があり、よく売られている備長炭がオールマイティなわけではありません。

炭の消臭効果を最大限に活かすための方法をご紹介。

スポンサーリンク

知っておくべき炭の種類と消臭効果

炭には原材料となる木と炭にするための燃焼温度によって「黒炭」「白炭」「竹炭」と分かれます。
竹炭は文字通り、竹を燃やして作られた炭です。

黒炭はクヌギ、コナラなどを窯の中で400~700℃で蒸し焼きし、ゆっくりと冷却させたものです。
一方、白炭はカシ、ナラ、ウバメガシなど堅い木を使用し、1,000℃くらいまで温度を上げ、焼きあがると窯から出し、「消し粉」と呼ばれる灰や土を混ぜたものをかけて一気に冷却させてできたものです。
知名度の高い備長炭は和歌山県が発祥の高級炭で種類は「白炭」に入ります。

臭いの種類によって炭の種類も異なる?!

竹炭や白炭はアルカリ性なので、「酸性」の臭い取りに効果があります。
酸性の臭いとは人の汗や皮脂の臭い、食材の腐敗臭、排水溝の臭いなど。

一方黒炭は炭自体が酸性なのでアルカリ性の臭い取りに効果があります。
アルカリ性の臭いとはタバコやトイレの臭い、または魚の腐敗臭などです。

そう、むやみに脱臭したい場所に炭を置いても効果が得られないこともあるんです。
それはそこにある臭いと置いた炭の種類がマッチしていなかったためと言えます。

下の表にまとめましたので参考にしてください。

竹炭・白炭
黒炭
玄関・下駄箱トイレ
冷蔵庫部屋
ごみ箱冷蔵庫
クローゼット・押入れごみ箱

両方にあるものは一緒に置くとより効果的なものです。

消臭効果をアップさせる方法とは

臭いは物質なので下にたまります。
なので必ず棚の上でなく、炭は床に置きます

また臭いは四隅にもたまりやすいので、部屋の対角線などに置くとかなり効果が得られます。

部屋の消臭

部屋の消臭の場合は酸とアルカリの両方の臭いが混じっているので、白炭・黒炭を一緒に置きます
置き場はできれば四隅の床。無理ならなるべく対角になるように置きます。
部屋に置くなら見た目のよいバスケットやかごなどに入れてインテリアとして活かせるようにすると一石二鳥ですね。

トイレの消臭

トイレは黒炭を置きます。必ず下の方に置いてください。
水のタンクの中に白炭をいれておくのも消臭に効果的で、便器の汚れもつきにくくなると言われています。

下駄箱の消臭

白炭を置きます
なるべく奥の隅に、ガーゼなどで包んだ炭を置きます。
臭いと共に湿気も取ってくれるので下駄箱の消臭には炭がおススメです。

クローゼット・押入れの消臭

こちらも白炭を使います
湿気も取ってくれるので、カビ予防にもなります。

その他、前の表を参考にしてその場所にあった炭を使用してください。
そして必ず2週間くらいに1度は煮沸し、十分に乾燥させてください
黒炭の場合は柔らかいので煮沸には適していません。
お湯で洗う程度でOKです。

メンテナンスすれば半永久的にも使用できると言われています。
消臭効果を持続させるためにも、定期的なメンテナンスを行ってください。

消臭以外の炭の使い方

消臭のためだけなんてもったいない!
炭は実に生活のあらゆるところで使える便利グッズなのです。

使い方を覚えておくと便利です。

スポンサーリンク

備長炭(白炭)の効果的な使い方

一般的な備長炭の効果的な使い方についてです。

備長炭には多孔質と言われる無数の空洞があります。
ただの空洞ではなく、この中にカルシウム・カリウム・鉄といったミネラルが豊富に含まれています

炭の性質はアルカリ性。そのため酸性の臭いを吸収します。
その他水の不純物を除去してくれる浄水効果・室内の空気を調和してくれるマイナスイオン効果、遠赤外線効果や温熱効果などがあります。

【浄水効果】
冷水ポットに水1リットルを入れ、たわしなどで水洗いした備長炭100g程度を入れておきます。
一晩くらい寝かすと備長炭がカルキやトリハロメタンなどの化学物質を吸着するうえミネラル分が溶けだすので、水道水からミネラルウォーターができちゃいます。

炭はポットに入れっぱなしにせず、毎日煮沸消毒します。
ミネラル成分は2週間ほどでなくなるので、定期的な買い替えが必要になってきます。

浄水用につかえなくなった炭は消臭用にまわせば、無駄にはなりません。

【ご飯をおいしく】
といだお米に炊飯に適した水を入れ、その中に煮沸消毒した備長炭を入れます。
お米3合に対し、備長炭50gが目安と言われています。備長炭の弱アルカリ性がごはんの甘味を引き出してくれます。

炊きあがったあとの保温時も備長炭をそのまま入れて置くと時間がたっても美味しくいただけます。
ちなみに米びつに備長炭を入れると防湿・防虫効果も期待できます。

時々煮沸消毒し、良く乾燥させてからタッパーなどで保存します。
10回ほど使用できます。

備長炭を入れてご飯をふっくら炊く

【カラッとてんぷら】
油に炭を入れ、温度が上がってから普通にてんぷらを揚げます。
炭は必ず良く乾燥させたものを使用してください。

そのほか、ぬか床にいれるとぬか成分が野菜に浸透しやすくなり、また風呂に入れると炭の遠赤外線効果で身体が温まるそうです。
好みがわかれるところですが、炭をお酒やビールに入れるとまろやかになるとか。ただし本来の味やのど越しが好きな方にはおススメしません。

定期的にメンテナンスが必要ですが、古くなった炭は砕いて植木などの土に混ぜると空気が取り込みやすくなり、土壌環境がよくなります。
炭そのものに肥料のような栄養素はありませんが、水や空気を送り込みやすくするということですね。

備長炭(白炭)って本当に生活のあらゆることこで使えるんですね。
ただ、黒炭も様々な使い方ができます。

黒炭の使い方

黒炭の方が空洞が多い分、白炭より消臭効果が高いと言われています
価格も備長炭に比べると安いので、量を必要とする場合は黒炭がおススメ。

湿度の吸湿、放湿作用があるので部屋に置いておくのもいいですね。
ただしこちらも定期的に取りかえる必要があります。
3日ほどで脱臭効果はなくなるので天日干しするなどしてください。

火をおこすのもこの黒炭を使用します。
バーベキューや茶道に使う炭はこの黒炭になります。

消臭用に使った炭は定期的に新しいものにし、古いものはバーベキューなどで使うのも手ですね。
屋内で燃やすと一酸化炭素を発生させるので危険です。
(茶道で使う場合も十分な換気のもと使用されています)

炭の生産が減っている

冒頭でお伝えしたとおり、炭は専用の窯で木を熱して作られます。
その温度の上げ方、冷却方法により炭の性質が異なります。

今、上質な炭を作る木や職人さんが少なくなってきており、炭の生産も減少傾向にあるそうです。
その中でも竹炭だけはやや生産が増えつつあるようです。

こうして日常に炭を取り入れることで、生産量が維持されると思うと、様々な用途で使える炭をもっと身近で使いたいと思えてきます。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました