浅草七福神巡りの効率的な周り方

七福神

年明け15日までに周るのが望ましいといわれている浅草七福神巡り。
正式には「浅草名所七福神もうで」と言います。

ですがその年のうちに回れば問題ないそうです。
ご加護を受け、災いから守っていただくために一度じっくりお参りしてみませんか。

七福神巡り専用の御朱印もいただけます。

七福神巡りとは言っても実はお参りする箇所は9カ所

時間はどのくらいかかる?ルートは決まっている?
浅草七福神巡りの周り方のご紹介です。

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実は9カ所!浅草七福神巡りとは

正式には浅草名所七福神(あさくさなどころしちふくじん)
日本全国七福神巡りはあり、東京でも20カ所くらいにあると言われています。
この浅草七福神巡りも江戸時代に始まったとされています。(戦後一時中断)

七福神といっても周るところは9カ所。
これは奇数で一番大きい9が縁起のよいとされているため。

周るには年明け松の内が良いとされていますが、通年いつでも御朱印は受付けていますし、授与品もいただけます。

特にこだわらない方は正月の浅草界隈は初詣の参拝者と観光客でごった返していますので、ちょっと時期をはずしたほうがいいかもしれませんね。
(それでも浅草はいつでも人が多いですが)

七福神とは「大黒天」「恵比寿」「毘沙門天」「福禄寿」「布袋」「寿老人」「弁才天」。
「寿老人」「福禄寿」が2箇所あり、計9カ所となっています。

浅草七福神巡りの御朱印・授与品

浅草七福神巡り専用の色紙があります。
それはその色紙をもって御朱印授与のところへ持って行くと、御朱印帳と同じように御朱印をいただけます。

9カ所全部まわるとひとつの色紙にキレイに9つの御朱印が並びます。

色紙は300円で、一か所の御朱印も300円です。
結局9カ所全部で3,000円ほどになりますね。

9カ所のどこからスタートしても大丈夫です。

また、七福神の描かれた福絵や各社寺絵の異なった福絵馬もあります。
笹につけて9個でコンプリートさせてください。

浅草七福神巡りの周り方

特にルールはありません。
ここでは一般的なルートをご紹介しておきますので、ご参考ください。

また、順番も好きに周って問題ありませんよ。

スタート 浅草寺【大黒天】

もう浅草と言えばここですね。
一年通して人が途切れく事はまずありません。

東京屈指の観光スポットであり浅草の顔、浅草寺から福巡りスタートです。
(ココからスタートしなければならないということではありません)

浅草寺では「影向堂(ようごうどう)」に大黒天が祀られています
五穀豊穣と飲食の神様です。

【浅草寺(せんそうじ)】
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3842-0181
営業時間:開堂時間6:00~17:00(10月~3月は6:30~)
アクセス:東武鉄道浅草駅より徒歩5分
  • 徒歩1分

浅草神社【恵比寿神】

浅草寺のお隣、本堂に向って右手に位置する神社。
同じ敷地内なので、浅草寺と住所は一緒です。

徳川家光公ゆかりの神社で、「三社さま」の愛称で親しまれています

土師真中知命(はじのまつちのみこと)・檜前浜成命(ひのくまのはなまりのみこと)・檜前竹成命(ひのくまのたけなりのみこと)の三人の神様を祀っていることから三社さまと言われています。
さらにこの神様に加え、恵比寿様も祀られています。

浅草神社(あさくさじんじゃ)
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3844-1575
営業時間:参拝自由(社務9:00~16:30)
アクセス:東武鉄道浅草駅より徒歩5分
  • 徒歩10分

待乳山聖天【毘沙門天】

待乳山聖天
「大根と巾着」がシンボルのこの神社。
大根は健康と良縁、巾着は商売繁盛を意味していると言われています。
さらに勝負事の神さまとしても利益のある毘沙門天が祀られているというから嬉しいご利益ばかりです。

待乳山聖天(まつちやましょうでん)
住所:東京都台東区浅草7-4-1
電話:03-3874-2030
営業時間:6:00~16:30(寺務8:30~16:30)
  • 徒歩5分

今戸神社【福禄寿】

今戸神社
招き猫発祥の神社とも言われ、招き猫の石碑や本堂入り口に鎮座しているおおきな招き猫にちょっとびっくりします。
新撰組の沖田総司終焉の地とも。(諸説あります)

ここではなんといっても縁結びのご利益があると、朝から若い女性の参拝者が後を絶ちません

今戸神社(いまどじんじゃ)
住所:東京都台東区今戸1-5-22
電話:03-3872-2703
営業時間:9:00~17:00
  • 徒歩14分

橋場不動尊【布袋尊】

橋場不動尊
関東三十六不動霊場のうち第二十三番の仏様を守護する佛守護童子(ぶっしゅごどうじ)の橋場不動尊。
開運厄除け不動でもあります。

橋場不動尊(はしばふどうそん)
住所:東京都台東区橋場2-14-19
電話:03-3872-5532
営業時間:9:00~16:30
  • 徒歩5分

石浜神社【寿老神】

石浜神社
荒川区内最古の神社です。
1189年、源頼朝の奥州征討の際必勝を祈念したと言われています。
天照大御神、豊受大御神が祀られています。

石浜神社(いしはまじんじゃ)
住所:東京都荒川区南千住3-28-58
電話:03-3801-6425
営業時間:9:00~17:00
  • 徒歩30分

吉原神社【弁財天】

吉原神社
その名の通り、吉原遊郭に古くからあった5社を合祀した神社です。
稲荷神である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と弁天様である市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)がご祭神。
開運、商売繁昌、技芸上達などのご利益があると親しまれています。

吉原神社(よしわらじんじゃ)
住所:東京都台東区千束3-20-2
電話:03-3872-5966
営業時間:9:30~16:30
  • 徒歩3分
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鷲神社【寿老人】

鷲神社
酉の市で有名な通称「おとり様」
酉の市の日は24時間賑わいます。

拝殿に鎮座する大きななでおかめ

おでこをなでれば賢くなり
目をなでれば先見の明が効き
鼻をなでれば金運がつく
向かって右の頬をなでれば恋愛成就
左の頬をなでれば健康に
口をなでれば災いを防ぎ
顎(あご)から時計回りになでれば物事が丸く収まる
といったいわれがあります。

鷲神社(おおとりじんじゃ)
住所:東京都台東区千束3-18-7
電話:03-3876-1515
営業時間:9:00~17:00
  • 徒歩18分

矢先稲荷神社【福禄寿】

矢先稲荷神社
徳川家光公が武道の練成のためにここに三十三間堂を建立したと言います。
「矢先稲荷」というものその名残。

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)
住所:東京都台東区松が谷2-14-1
電話:03-3844-0652
営業時間:9:00~16:00

矢先稲荷神社から東京メトロ銀座線田原町までは徒歩7分くらいです。
石浜神社から吉原神社まではけっこうあるので、タクシーを拾うか途中休憩を入れるなど無理のないようにしてくださいね。

全ルートの総距離は7~8km。
3~4時間で回れますが、一気に周る必要はありません。

朝一から周るのがおススメ。
特に浅草寺・浅草神社あたりは参拝するだけでも人が多くて大変です。

周遊バスなど利用するのも手ですね。

周るルートの決め方などはこちらでも記載していますので、ぜひご参考ください。
> 浅草七福神巡り押さえておくべきポイント

各神社の特徴を記載しましたが、ぜひ神社が祀られている神様や由緒などを前知識としてちょっと認識しておいてください。
最近は御朱印のスタンプラリー化が問題視されているそうです。

福をいただくのですから、それなりの心持ちで周ってみては。
その想い、きっと神様に伝わりますよ♪

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