昨今、インバウンドの影響もあり、浅草界隈の人混みがものすごくなってきています。
そこで影響が出てきたのが浅草七福神巡り。
時間と回り方を考えないと、日をまたがって巡ることに。
実際、今年1日で周りきれませんでした。
もちろん、1年で周ればいいのですが、何日もかけて回るのも大変。
そこで浅草七福神巡りの周り方の決め方と注意ポイントをご紹介。
ぜひこちらと合わせてご参考にしてください。
浅草七福神巡りの始め方
正式には「浅草名所七福神もうで」と言います。
まず浅草七福神巡りの寺社を確認します。
全9か所回る必要があります。
そして、最初にお参りした寺社に浅草七福神巡りの色紙をいただきます。
色紙は2種
・御朱印と同じく手書きでいただくもの
色紙400円・ご記入1回300円
・9か所の神様が描かれた色紙で寺社名のスタンプを押してもらうもの
色紙600円・スタンプ1回200円
手書きの色紙ははじめに求めた寺社が右上にあらかじめ記載されており、
時計回りに記入されていきます。
最後にお参りした寺社が中央になります。
ルートを確認し、どう回るかあらかじめ計画たてましょう。
以下は私の今年の1日参拝した箇所。最後2か所残して時間切れとなりました。
ルートの決め方
ルートの決め方のポイントは2つ
・効率化
・最後の参拝場所
効率を優先するルートはこちらの記事に書きましたが、最近は浅草人気から思うように周れない可能性あります。
また、一説には一番かなえたい願いの神様を祀っているところを色紙中心に。
つまり最後に参拝するのが吉という考えもあるそうです。
最後が決まったら次は最初を決めます。
どこからどのように周っても問題ありません。
ですが、中には目と鼻の先ほどの距離もあるのでそこは続けてお参りしましょう。
例えば以下は続けてお参りしたほうが効率的です。
浅草寺⇔浅草神社(徒歩1分)
鳳神社⇔吉原神社(徒歩4分)
石浜神社⇔橋場不動尊(徒歩3分)
今戸神社⇔待乳山聖天(徒歩5分)
色紙を渡す場所
多くの寺社は御朱印を賜る場所で書いていただけます。
なので、御朱印もいただきたい場合は色紙と一緒にお願いしてください。
浅草七福神巡りで気を付けたい寺社は以下の2か所。
【待乳山聖天】
階段を上り切った本堂の中にあります。
靴を脱いで入るので、夏場でも裸足は避けましょう。
(神社・お寺に裸足で上がるのはマナー違反です)
【今戸神社】
時間帯にもよるようですが、お守りを賜るところと同じ場所です。
今、今戸神社はご縁を求める方や猫好きの方でいつも混み合っています。
どのタイミングでも大抵お守りを求める行列ができているので、時間がかなりかかります。
そのため、今戸神社の御朱印はすべて書置きのものです。
(七福神巡りの色紙は直筆で書いてくれますのでご安心を!)
浅草七福神巡りの注意ポイント
「思うように周れなかった」とならないよう、周る際の注意ポイントを抑えておきましょう。
ルートを考える
繰り返しになりますが、その順番でも問題ありません。
ですが、色紙の中央にどの寺社でお参りするのかで、ルートは決まってきます。
1日で周る必要はないですし、1年以内で周ればいいのですが、近くに位置するお参り場所はセットで周ることをおススメします。
「めぐりん」という巡回バスをうまく利用するといいですが、ルートがいくつかあり、よくわからないのと、ある程度は短縮できますが、そこまで参拝場所の近くにバス停があるとは限りません。
ですが吉原神社から石浜神社や橋場不動尊へ向かおうとすると徒歩30分ほどかかります。
滅多に行かないエリアを歩くので、それはそれで楽しいのですが、体力に自信がない方はタクシーのご利用をおススメします。
お遍路ではないので、途中乗り物を利用することはタブーにはなりませんのでご安心ください。
時間帯を考える
土日となるとスムーズに歩くこともママならないほど混み合う浅草。
1日で9か所すべてを周ろうとすると大体3時間くらいと言われていますが、最近の浅草人気からその時間では到底周れません。
意外なところで足止めになります。
もし1日で周りたいのであれば、午前中からの参拝がおススメ。
色紙への記帳は御朱印と同じく夕方16:00には閉まるので、午後からだとちょっと間に合わない可能性もあります。
特に混み合う寺社が以下。
・浅草寺
・浅草神社
・今戸神社
特に浅草寺と浅草神社は参拝・御朱印処と両方混み合います。
御朱印を一緒にいただく場合
記帳いただきたいところを開いて色紙と一緒に「御朱印もお願いいたします」とお渡しします。
場所と時間によりますが、10分近く待つこともあります。
以前にいただいた書置きの御朱印は、必ず貼っておきます。
ばらばらと落ちる可能性もありますし、そういった対処によりさらに時間を要することがあります。
マナーを大切に
最後に、七福神詣りの色紙も、御朱印もスタンプラリーではありません。
記帳をお願いするときは、色紙の向きは相手側に。御朱印は記載いただくページを開いて両手で渡します。
受け取るときもお礼を言って両手で受け取ります。
どんなに御朱印をいただくところがすいていても、お参りをしてから御朱印をもらうのがマナーです。
近年、書いていただいた文字などが気に入らないと苦言をいう参拝者が問題になっているそうです。
御朱印はお参りをした記念。神様・仏様の前で粗相のないよう努めましょう。
各お参りする寺社が祀られている七福神はこちらに記載しています。
> 浅草七福神巡りの効率的な周り方
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