夏の定番、そうめん。
好きな方、そうでもない方いらっしゃると思います。
実は私はあまり好きではありません。
理由は子供のころ、夏休みに毎日のように食べさせられたからw
ただ、意外と様々な食べ方があることが分りました。
あまりそうめん好きでない方、マンネリの食べ方で飽きてきた方、お中元などでいただいて大量にあまってしまって困っている方、ぜひ参考にして試してください。
日本三大そうめんとは
一言にそうめんといっても実は日本にいくつもの産地があり、それぞれ麺のコシなどが異なります。
日本三大そうめんと言われているのが三輪そうめん(奈良県)、播州そうめん(兵庫県)、小豆島そうめん(香川県)。
三輪そうめんは11月~3月に作られます。寒い時期に作られる三輪そうめんの特徴は細いながらコシが強く、歯ごたえがあるのが特徴。煮崩れしにくいので温かい調理などにも適しています。
兵庫の播州そうめんは「揖保乃糸(いぼのいと)」のブランドで知られています※。兵庫は実は国内生産高第一位の素麺産地だそうです。もちもちしたコシのある食感でのびにくいのが特徴。
※揖保乃糸は播磨そうめんとは異なるという説もあります。
小豆島そうめんは麺を延ばす際、ごま油を使用。独特の風味があり、もっちりとした弾力のある食感が特徴です。
そのほか、太目の富山県大門そうめん、同じく麺が太目の三重県大矢知そうめん、彩りが美しい愛媛県五色そうめんなど、産地によってかなり特徴が異なります。
飽きのこないそうめんレシピ10選
特におすすめのそうめんレシピです。
無限そうめん
【材料】(2人分)
A ごま油 大さじ2
A 鶏がらスープの素 小さじ4
そうめん 4束
豚ひき肉 150g
卵 2個
B しょうゆ 小さじ1
B 砂糖 小さじ1
B 酒 小さじ1
C 小ねぎ(小口切り)適量
C 刻みのり 適量
C 揚げ玉 適量
【作り方】
1. そうめんを表示されている通り茹でます。
茹で上がったら、ざるにあげ、水気を切ります。
2. 1を器に盛り、Aを絡めます。
3. 耐熱容器に豚ひき肉とBをよく混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけてレンジで1分30秒ほど加熱します。
4. レンジから3を取り出し軽く混ぜ合わせ、再度ラップをふんわりとかけて1~1分30秒ほどレンジで加熱します。
5. 2のそうめんに4のひき肉をのせ、さらにCをお好みでちらして最後に卵を割りのせます。
6. 具とそうめんを混ぜながらお召し上がりください。
トマトツナそうめん
和風パスタ風にいただけるトマトツナそうめん。
お子さんから大人まで楽しめます。
【材料】(2人分)
そうめん 200g
氷水 (冷やす用) 適量
トマト 1個
ツナ油漬け (1缶・正味量) 50g
A めんつゆ (2倍濃縮) 大さじ2
A ごま油 大さじ1
A 白すりごま 大さじ1
A 黒こしょう 小さじ1
A 塩 小さじ1/2
大葉 3枚
【作り方】
1. 大葉は千切り、トマトは1センチの角切りにします。
2. ボウルにツナ油漬け をあけ、1をあけ、Aを入れて混ぜます。
3. そうめんを表示とおりに茹で、茹で上がったら氷水で冷やします。
4. そうめんの水気を良く切り、器に盛って2をのせ、大葉をちらします。
油そば風そうめん
ごま油の風味が食欲そそります。めんつゆや酢などの味付けなので、さっぱりしながらもしっかり味です。
そうめんはよく水気を切ったほうがタレとよくからみます。
【材料】(2人分)
そうめん 4束(200g)
豚肉しゃぶしゃぶ用 60g
焼きのり 1/2枚
長ねぎ(小口切り) 5cm分
A 純正ごま油 大さじ2
A めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
A オイスターソース 大さじ1と1/2
A しょうゆ 大さじ1
A 酢 小さじ1
A 豆板醤 小さじ1/4
【作り方】
1. 鍋に多めのお湯を沸かします。
そこに酒を適量(分量外)を入れ、豚肉をさっと茹でてキッチンペーパーなどで水気を切ります。
ゆで汁は捨てないでください。
2. 1のゆで汁を沸騰させてアクを取り、そのゆで汁でそうめんを表示とおりに茹でます。
茹で上がったらざるにあげて流水をかけながらもみ洗いします。
3. 3のそうめんの水気を切り、ボウルにあけます。
そこにAを加えよく混ぜ合わせ、器に盛り付けます。
4. 1の豚肉をのせ、焼きのりをちぎりながらちらし、小口切りした長ねぎものせます。
冷やし鶏だしそうめん
鶏だしがやさしいながら、旨味たっぷり。
そうめんとなかなか合わせないベーコンがアクセントになります。
【材料】(2人分)
そうめん 3束
氷水 (冷やす用) 適量
サラダ水菜 20g
卵 2個
ベーコン 2枚
生姜(千切り) 5g
白煎りごま 適量(お好み)
A 鶏がらスープの素(顆粒)大さじ1
A 水 400ml(2カップ)
【作り方】
1. 卵はお好みの固さに茹で、縦半分に切っておきます。
2. サラダ水菜は5センチの長さに切り、ベーコンは横半分に切り中火でフライパンでカリカリになるまで焼きます。
3. ボウルにAを入れてよく混ぜスープを作ります。
3. そうめんは表示通りに茹で、流水で揉み洗いしたあと氷水でしめたあと、水気を取ります。
4. 深めの器に3のそうめんを入れ、2と生姜をのせます。
回りから3のスープを廻し入れ、1の卵をのせます。
最後お好みで白ごまを振ってください。
ちらしそうめん
そうめんも具材次第でご馳走に。夏でなくても食べたい豪華そうめんです。
具材はお好みでいいですが、思い切り豪華にしたほうが楽しいですね。
【材料】(2人分)
そうめん 3束
むきえび 3尾
卵 1個
青じそ 3枚
みょうが 1/2個
きゅうり 1/4本
白ごま 適量
A 本つゆ 80ml
A 水 240ml
B まぐろ(刺身用そぎ切り) 6切れ
B 生鮭(刺し身用・そぎ切り)6切れ
B いか(刺し身用・そぎ切り)6切れ
B いくら 30g
【作り方】
1. えびは茹でて縦半分に切っておきます。Aは合わせて冷蔵庫で冷やしておきます。
2. 卵はボウルに割り入れ、塩を少々(分量外)を加えて良くかき混ぜ、フライパンで薄焼きにし、錦糸卵を作ります。
3. そうめんを表示通りに茹で、ざるにあげて水気を切り、少し深めの器に盛っておきます。
4. 3のそうめんに2の錦糸卵、Bの具材、1を彩りよく盛り付けます。
さらにそのうえから青じそ、みょうが、きゅうりをのせ、白ごまをちらします。
5. 冷やしたAをまわしかけます。
トマトと納豆のまぜまぜそうめん
夏バテにも効きそう?トマトと納豆のそうめん。
満腹感もあります。
【材料】(2人分)
そうめん 3束
そうめんつゆ(冷したもの) 適量
A トマト 1/2個
A オクラ 3本
A 納豆 1パック
A そうめんつゆ大さじ1と1/2
【作り方】
1. おくらは塩を入れたお湯で軽く茹でて輪切りにします。
トマトは1センチくらいの角切りにします。
2. ボウルにA(1のトマトを含む)をすべて混ぜ合わせます。
3. そうめんを表示通りに茹で、ざるに上げて十分水気を切り、器に盛ります。
4. つゆ用の器にそうめんつゆを注ぎ、2を適量入れます。(なくなったらまた足す)
これにそうめんをつけていただきます。
明太バターそうめん
パスタでも定番の明太バター。窯玉風アレンジです。
コツはそうめんを茹であげたら冷水で冷やさないことです。余熱でバターが馴染みます。
【材料】(2人分)
そうめん 200g
溶き卵 2個分
しょうゆ 小さじ1と1/2~2
明太子 60g
有塩バター 10g
刻みのり 適量
【作り方】
1. 明太子は皮から中身を取り出し、ほぐしておきます。
2. そうめんは表示通りに茹で、水気を切ります。
(水でしめない)
3. ボウルに2と溶き卵を入れて混ぜ合わせ、しょうゆを入れてさらに混ぜ合わせます。
(しょうゆはお好みで量を調整してください。)
4. 3を器に盛り、1の明太子と角切りの有塩バターをのせ、刻みのりをちらします。
混ぜながらいただきます。
チーズカリ焼きそうめん
ご飯というよりおつまみ感覚。
簡単でビールのおつまみもう一品欲しいなというときにおススメです。
大量に茹でてしまい、食べきれなかったときも。
【材料】
そうめん 適量(1束くらいまたは余った分)
チーズ(ピザ用) 好きなだけ
油 少々
塩コショウ お好きな量
【作り方】
1. そうめんを表示通りに茹で、ざるにあげ水気を切っておきます。
食べきれなかった余ったそうめんを使う場合は、油をまぶし、ほぐしておきます。
2. フライパンに油をしき、そうめんを平たくお好み焼きのように円盤状にのばします。
厚さを均一になるように。
3. 中火で表面がカリカリになるまで焼きます。
4. 少し焦げ目がついてきたら、フライ返しでひっくり返し、すこし上から押しつけます。
5. 上からチーズをまんべんなくかけます。
6. ひっくり返した面も焦げ目がついてき、チーズが溶けてきたらまたひっくり返します。
7. チーズがカリっとしたら塩コショウを適量ふりかけ、切り分けます。
焼きそうめん
そうめんを使った焼きそば。誰もが大好きなソース味で、食欲をそそります。
【材料】(2人分)
そうめん 4束
豚こま 100g
キャベツ 160g
玉ねぎ 1/2個(100g)
にんじん 50g(5cm)
酒 大さじ1
お好み焼きソース 大さじ3
ウスターソース 大さじ1
塩コショウ 少々
油 適量
鰹節 適量
【作り方】
1. キャベツは一口大、にんじんは千切り、玉ねぎは5ミリ幅くらいに切っておきます。
2. そうめんを表示通りに茹で、水で揉み洗いし、水気を切っておきます。
3. フライパンに油をしき、豚肉を炒め塩コショウします。
4. 豚肉の色がかわってきたら1の野菜を入れ、塩コショウと酒をふりいれます。
野菜に油がまわり、ある程度しんなりしてきたら取り出します。
5. フライパンに油をあらたにしき、軽く炒めます。
6. そうめんが温めてきたら4を入れ、そうめんと軽く混ぜ合わせます。
7. そうめんと野菜が混ざったらお好みソース、ウスターソースを入れてまた絡むよう混ぜます。
8. ソースが混ざったところで味が足りなければソースを足すか塩コショウしてください。
味の調整ができたら器に盛って鰹節をふりかけます。
フォー風そうめん
【材料】(1人分)
そうめん 100g
鶏ささみ 1本
塩コショウ ひとつまみ
●スープ
水 400ml
A 料理酒 大さじ2
A 鶏ガラスープの素 小さじ1
A すりおろし生姜 小さじ1/2
B ナンプラー 大さじ1
B 塩こしょう ひとつまみ
●トッピング
パクチー 10g
もやし 60g
鷹の爪輪切り 小さじ1/2
【作り方】
1. 鶏ささみは筋を取り除き、2センチ幅に切り塩コショウを振り5分ほどおきます。
2. パクチーは根元を切り三センチ幅くらいに切ります。(根元は捨てない)
3. 鍋に水とAの材料、パクチーの根元、1を全部入れて中火で4分ほど煮ます。
鶏ささみに火が通ったら鶏ささみを取り出し、さらにそこにもやしを入れて20秒茹でて取り出します。
4. 3にBを加えて中火にかけ、沸騰したら火を止めます。
5. 別の鍋でそうめんを表示通りに茹で、あげたら水気を切ります。
6. そうめんをどんぶりのような鉢状の器に盛り、鶏ささみと3センチに切ったパクチー、茹でたもやしをのせ、4を廻し入れます。さらに鷹の爪の輪切りをちらします。
以上、食べ飽きないレシピ10選をご紹介しました。
暑いとさらっと食べられるそうめんになりがちですが、どうしても栄養が足りなくなります。
ちょっとひと手間加えて暑さに耐えらえる体力を維持していきましょう。
そうめんの保存方法
食べ飽きないよう駆使しても、大量にいただくこともあるそうめん。
常温で普通に保管しても問題なさそうですが、意外とデリケート。
封を開けたそうめんは密閉容器に移し、冷蔵庫などで保管しなるべく早めに食べてください。
香り移りしないよう、容器はしっかり蓋をしておいてください。
毎日酷暑が続きますが、しっかり食べて夏バテ・熱中症対策しましょう。
コメント